セミナー参加報告

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眼科セミナー

2021年11月28日

こんばんは、獣医師の井上です!

先日、眼科専門医の小林先生による眼科セミナーを受けてきました。コロナの影響もあり、前回のセミナーから半年ぶりでした。

今回は検査器具の正しく詳しい使い方を学びました。色々な病院の勤務医から院長先生まで受講してることもあって、内容も広く深い内容です。

さらに、眼科専門病院の実際の器具の使い方や飼い主様への説明内容など指導もありました。

動物の眼科といえば、専門性が高く、苦手な獣医師が多い中で、しっかりと基礎から応用まで教えていただけるのはとても幸せでした。

学んだことを生かして実際の診療でも大切なワンちゃんやネコちゃんの眼に起こる病気の早期発見に役立てていきたいと思います!

整形外科セミナー

2021年11月27日

こんにちは!

獣医師の石井です。

先日、VOAの整形外科セミナーを受講しました。

今回のテーマは、股関節疾患でした。

わんちゃんに多く見られる股関節疾患には、股関節形成不全、脱臼、レッグペルテスがあります。

股関節形成不全は、遺伝や環境が要因であるといわれています。

症状や歩き方、レントゲン検査で診断します。

症状は3つのタイプに分けられます。

一才前後までにみられる、股関節がうまく形成されないことで、股関節が不安定になり、痛みがでる時期。

不安定さを周りの組織がおぎなうことで、無症状の時期。

高齢になってくると、関節の変形が起き、関節炎が見られる時期。

の3つに分かれます。

股関節脱臼は、外傷や形成不全、年齢による靭帯の緩みなどが要因といわれており、頭背側方向への脱臼が多くみられます。

レッグペルテス病は、大腿骨の頭の部分にうまく血流がいかずに壊死してしまう病気で、1歳前後の小型犬に多い病気です。

股関節の病気の手術には、大腿骨頭切除術があります。

痛みのある骨の頭の部分をとってあげることで、痛みをとってあげることが目的です。

股関節疾患は、よくみられる病気なので、きちんと診断、治療できるようにしっかり勉強したいとおもいます。

CT院内セミナー

2021年11月25日

こんにちは😃獣医師の足立です🐰

 

先日、画像診断医の嶋崎先生によるCTセミナーを受講しました。今回は、消化器✨食道・胃・小腸・大腸のCT検査の撮影時の注意点、読影の仕方を学びました。

 

消化器は、炎症や腫瘍の区別がしにくいため、他の検査の内視鏡検査や超音波検査の結果も踏まえた上で診断していくことが大切だとのことでした。読影の仕方を学んだ際も、消化器は炎症と腫瘍との区別がしにくく、症状の聴取や超音波検査など一般的に行わさせていただいている診察でのデータが大切だと実感しました。また見落としがないように食道から大腸までの走行を追って読影するのですが、これが大変!腸は全長が長い上、お腹の中を上下左右くねくねと存在しているため、これを追っていくには鍛錬が必要だと感じました。

 

消化器のCT検査で最も有用なことは、急性腹症(イレウス)の診断です!いわゆる緊急手術が必要となるのか?の判断です。イレウスには、腸の詰まりがあるタイプと詰まりがないタイプとあります。腸の詰まりがあり、なおかつ血行障害がある場合は緊急手術の対象となります。超音波検査だけではなかなか判断がつけにくいのですが、CT検査では一発でその判断ができます。

 

今日習ったことを取得し、CT画像をより詳しく読影していきたいと思います。

画像診断セミナー

2021年11月24日

こんにちは、Dr.スゴウです。

先日画像診断のセミナーがありました。

今回は前回に続き肺の画像診断でした。特に猫の肺について詳しく学びました。

前回は犬の肺の異常について学び、肺炎、心臓病からの肺水腫など画像からある程度判断が可能なケースが多かったです。

今回は猫… 実は…猫の肺の異常は画像のみでは判断が難しいです。

猫はそれぞれの病気に対して特徴的な画像の所見がなく、様々な見え方があり、病気を確定するためには画像検査以外に血液検査、組織検査、治療に対する反応などの結果を踏まえて総合的に判断します。

詳しく言うと肺炎などの炎症、心臓病からの肺水腫、肺の腫瘍、肉芽腫の可能性を並行して考えて診断、治療を行っていきます。

ONE on ONE セミナー

2021年11月19日

こんにちは😃

獣医師の足立です🐰

 

 

先日、アドラー心理学に基づいたコーチングを学ぶONE on ONEセミナーを院内でリモートで受講しました。アドラー心理学とは、あなたの人生にとって建設的か非建設的かを軸に考えるものです。これを基に、上司と部下が一対一で定期的にどのようにミーティングをしていくかを学ぶセミナーでした。

 

今回は3つのテーマを学びました。

①さまざまな見方・考え方の存在を認める

②聴き上手になる

③言い方を工夫しよう

 

人はその人の経験によってさまざまな見方・考え方を持っています。同じ絵を見てもみんな思うことは違い、不快だと思う内容であったりもみんな違います。相手のものの見方に関心を持ち、相手の目で見て、相手の耳で聞き、相手の心で感じることが大切だと学びました。自分の感情を伝えることで、相手の感情や意見を引き出しやすくなることを学んだので、これからの仕事に活かしていきたいと思います。

永田塾

2021年11月19日

こんにちは!獣医師の市川です!

先日第二回オンラインでの永田塾を受講して参りました。

今回のテーマは「皮膚感染症」ということで、前回学んだ診断手順に沿って、皮膚感染症疾患の特徴やその疾患リストについて学びました。

皮膚感染症においては特徴的として①剥奪性病変②炎症③動き(拡大)の認められる経過という3つが挙げられ、感染の原因によってさらにその剥奪性病変の変化や炎症および、動きが変化するということを学びました。

また感染症は痒みの原因の一つであり、犬ではその原因として膿皮症(細菌感染)が約6割を占め、次いでニキビダニ、皮膚糸状菌、猫では9割近くが皮膚糸状菌で占められているという統計を学びました。

感染症は皮膚疾患において遭遇頻度が多い上に診断や治療に関して技量が求められるため、より正確なアプローチがかけられるよう今回のセミナーで学んだことを活かしていきたいです。

野崎さんセミナー

2021年11月18日

こんにちは。看護師の田村です。

先日、毎月お越し頂いている社労士の野崎さんのセミナーに参加させていただきました。

今回は組織における人材マップと動物病院のスタッフの成長の階段について学びました。

 

組織における人材マップとは会社の価値観、経営者の想いに対する共感度(会社の好き度)と業務遂行能力、成果(仕事のでき度)の高低からその会社への影響度をみて一人一人の人材度を考えます。

リーダー層のスタッフには病院のスタンスを理解し、部下への寄り添いができるスタッフ、経営者側の立場の気持ちを理解し行動できるスタッフそれぞれを持てることが必要となります。

 

スタッフの成長の階段は訓練(新人)、修業(中堅)、鍛錬(部門長・リーダー)、修羅場(右腕・幹部)とそれぞれの年代の成長に必要な過程があります。

私自身リーダーの立場にあるので、他のスタッフの事を考え行動できるようになると共に、指示出しや必要な注意をしていけるようなスキルが必要となるので、日々考えながら業務に取り組んでいきたいと思います。

ONE千葉整形外科センター研修

2021年11月18日

こんばんは!看護師の渡辺です。

 

3週目になりましたね!

先週からではありますが入院しているわんちゃんねこちゃんのお世話の補助に入らせていただいています。

そこで感じたのが看護師の方達のちょっとした事に気づける観察眼と的確に伝えるスキルの高さでした。

 

簡潔にコミュニケーションを取っていても内容がわけりやすいから相手に伝わる。

ムダのなさがあり絶対自分も身につけようと思えました!

 

整形のお話で無くて申し訳ありませんがとても刺激になったので書かせていただきました💦

JAHAシニアセミナー第1回

2021年11月17日

  1. こんにちは、看護師の石井です🐈

本日JAHA主催のシニアセミナーに参加して参りました。

近年医療の進歩により、平均寿命が犬では14.48歳

猫では15.45歳と言われているそうです。

高齢になると内臓の疾患や心臓の疾患などどうしても発症してしまうこともあると思います。その中でも今回は「認知機能不全症候群」について学びました。人でも認知症は有名なので、飼い主様でも詳しい方が多い印象を受けます。

 

主にわんちゃんはしつけをする動物なので、今まで出来ていたことができなくなってきた、トイレの失敗などが比較的わかりやすいサインの1つかもしれません。

猫ちゃんでは今まで鳴かなかったのに夜鳴き、過剰に鳴くことが増えた、刺激に敏感になるなどがあります。

痴呆は止めることはできないので、私たちが出来るのは遅らせる事です。遅らせる1つの方法としては、興味のある物、好きな物を使った遊びをさせてあげると脳トレの様になり脳にいい刺激を与えられます。また、昼夜逆転してしまう子が多いので、日中 に少し活動させてあげると、質の良い睡眠・生活リズムを整えることが出来ると思います。

些細な違和感が認知機能不全症候群の早期発見に繋がるかもしれません。いつもと何か違うという飼い主様だからこそわかる違和感などあれば、お気軽にご相談頂けたら嬉しいです。

これからもシニアについて学び、飼い主様からのご相談に一緒に対策を考え、お伝え出来るように勉強していきたいと思います。

 

 

 

消化器外科セミナー

2021年11月16日

こんにちは、獣医師の森本です!

先日、消化器外科のセミナーに参加させていただきました。

今回のセミナーは実習形式で、実際に手を動かしながら技術を習得していくものでした。

学んだ内容としては縫合方法がメインで手術をした部分がより綺麗にくっつくために気をつけなければいけないことを理論的に学びました!

大学の外科の先生と一般医の自分たちの違いを学ぶことができ、すぐにでも活かせるようなセミナーでした✨

今回、学んだことを一つでも多く、日頃の臨床に活かせればと思います❗️