セミナー参加報告

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口腔内環境を整えるジェル

2022年02月28日

 

先日、IMMUNITYさんより発売される4製品についてご紹介頂きました!

 

KGタブレット/PGカプセル

〝腸内環境を整えてアトピー性皮膚炎の改善〟に効果があるサプリメント2種類💊

 

EVSミスト

〝ブドウ球菌の増殖を抑制し、皮膚バリア機能を回復〟させるミスト🌬

 

ERDジェル

〝口腔内菌の抗菌、歯周病・口臭の予防〟ができるジェル🦷✨

 

4製品になります!

 

 

その中でも特に気になったのが、ERDジェルです🦷

 

このジェルの主成分である『高濃度エリスリトール』は歯周病の主原因である菌を攻撃、菌の作るバイオフィルムも壊してくれます👊✨

 

このバイオフィルムはブラッシングでは除去することができないため、ブラッシングにプラスすることで歯周病予防にとても効果のあるジェルになっています!

 

 

皮膚炎の子は痒みのある皮膚を舐めてしまい、口腔内菌が皮膚のバリア機能を破壊することで更なる症状の悪化に繋がってしまう事があります。

 

そのため、皮膚炎の治療にプラスすることもお勧めだそうです🐶🪥

 

 

気になる方はスタッフまでお声がけ下さい!!

使用した子の写真を見せてもらいましたがすごく効果は期待できると思いました😌

CTセミナー

2022年02月28日

こんばんは!獣医師の井上です。

先日嶋崎先生のCTセミナーを受講しました。

今回は今までの総復習で全身のCT画像から病変部位を見つけ疑われる鑑別疾患を答えていくセミナーでした。

臓器ごととは違い、細かな病変がどこから派生しているのかの判別はとても難しかったですが、より実践的に総復習できました。

そしてCTでは、普段の体調に出てきていない臓器等にも色々な変化に気づくことができるスクリーニング検査としてもとても有用であると思いました。

今回の講義を生かしCTの際、画像診断医の診断が出る前に病変部位をある程度絞って早期発見につなげたいと思います。

腫瘍科セミナー第3回

2022年02月28日

こんにちは、獣医師の森本です。

先日、オンラインの腫瘍科セミナーを受けました。

今回は「軟部組織にできる腫瘍」について、勉強させていただきました。

軟部組織というと、想像がしずらいかと思いますが、主に骨以外の部位を指します。分かりやすく言うと、筋肉や脂肪、神経などがこれに該当します。

代表的なものだと脂肪腫がこの仲間です。

脂肪腫は皮下によく発生する良性の腫瘍で、身体に害を及ぼすことは稀ですが、時に巨大化して歩行などに支障をきたすことがあります。また。脂肪種の中には筋肉の間、脳や脊髄といった部位にできるものもあるので、注意が必要になります。

もちろん、脂肪腫以外にも様々な腫瘍があります。

共通して言えることは、早期に発見し、早期に診断しようということです!

なので、「前からイボがあり、急に大きくなってきた…」などのお悩みがありましたら、是非ご相談ください!

VETS ACADEMY麻酔・疼痛管理コース第4回

2022年02月27日

こんにちは、看護師の石井です。🐈

前回に引き続き、ウェブでセミナーを受講しました。

全5回コースで遂に4回目まで来ました。少しずつではありますが、最初のころに比べると理解できたこと、手術中に考えて獣医師に報告ができるようになってきたかなと思います。まだまだですが、、、

 

今回の内容は「術後の疼痛管理」でした。

術中は吸入麻酔などにより脳や運動神経から痛み刺激が伝わらないため、適切な麻酔管理で痛みは感じにくいですが、術後麻酔が醒めてから急激に痛みを感じてしまうので術後の不快感・痛みを軽減するためにも薬剤などを用いた疼痛管理は必要だと思いました。

疼痛管理では、術後のみではなく術前から疼痛管理をする「先取り鎮痛」と術後の管理両方を行うことが動物にとって一番痛みを軽減できる方法だと学びました。

ただ、人と同じ様に動物も痛みの感じ方には個人差があり手術の内容だけで痛みの判断はしないこと。

術前・術後の様子をしっかり観察し、痛みのサインを見逃さないようにしてできるだけ動物たちが痛みを感じずに過ごせるようにサポートしていきたいと思います。

内科セミナー

2022年02月25日

こんにちは、獣医師のあさぬまです。

最近少しづつ暖かくなってきたように感じます。

去年と比べるとまだまだ寒い日が続きますが、春が近づいてきているようでうれしいですね🌸

 

さて、先日内科セミナーに参加しました。

今回は、実際の症例を参考に、診断が難しかった症例や、少し珍しい症例の講義でした。

そのうち一つの症例は、長期にわたる食欲不振の高齢猫の症例でした。

まず、食欲不振の動物を診察する際に重要な点は身体検査です。

特に、心臓、口腔内、整形疾患は血液検査で異常が見つかりづらいですし、

自分で症状を訴えられない動物の場合、異常がとらえづらい部位です。

次に、臨床検査として、血液検査を行います。

血液検査では、各臓器の機能や貧血、炎症所見の有無を確認します。

しかし、腫瘍や消化器疾患では血液検査で異常が出づらいです。

最後に画像検査を行います。

レントゲン検査や超音波検査で、臓器の形や位置の判断をしていきます。

肺や骨の状態をチェックしたり、素早く体全体の評価をする場合、レントゲン検査が有効です。

一方、特に腹部の臓器や、心臓の形や動きを評価するためには超音波県検査が重要です。

しかし、この症例の場合は、どの検査にも異常は見られませんでした。

そこで最終的に判断しなければいけないのは、脳の異常です。

脳の問題は普通の検査で異常は見つけづらく、MRIなどの高度画像検査で初めて発見されることも多いです。

この症例も脳、下垂体腫瘍でした。

脳腫瘍と聞くと、発作やけいれんのイメージがあると思いますが、

猫の場合は発作がない症例も珍しくなく、30~50%の症例が神経症状(発作や意識障害)を示さないといわれています。

診断や治療が難しい場合もありますが、原因がわかれば対処法がわかることもあります。

ただ、もちろん食欲不振の動物の多くが脳腫瘍。というわけではありません。

そういった症例もいますよ…。。と比較的珍しいケースです。

 

すべての症例で麻酔を必要とする高度検査が必要なわけではなく、

まずは、麻酔を必要としない一般的な検査をしっかり確実に行うことが必要です。

食欲不振でお困りの場合は、お気軽に相談してください!

救急セミナー

2022年02月24日

こんにちは、獣医師の森本です。

先日、救急医療に関するセミナーに参加しました。

今回のテーマは「輸液」についてでした。

「輸液」というとなんだかみなさんと馴染みのないような印象ですが、人が調子の悪い時に行う「点滴」と同じイメージだと思ってください✨

実際、わんちゃんやねこちゃんに使用する点滴の中身はほとんどのものが人で使われるものと同じになります。

今回は動物に使用する点滴剤の種類のおさらいや、点滴剤の各種の適応を教えていただきました❗️

さらに点滴剤ひとつで動物の体調を良くすることや悪くすることも出来てしまう怖いものであることも再認識させられました💦

正しい知識を身につけて最善を尽くせればと思いました!

永田塾皮膚科セミナー

2022年02月22日

こんばんは、獣医師の井上です!

先日、皮膚科専門医である永田先生のセミナーに参加させていただきました。

今回の内容は精神的な要因による脱毛についてでした。

精神的な要因の脱毛は他の原因を否定しないと診断出来ないこともありとても難しい脱毛でもあります。

猫ちゃんで言えば芳香剤の変化や部屋の変化人の出入りの変化でさえ脱毛に繋がることがあります!

しかし、脱毛が起きた時は、腫瘍や内分泌系の病気や感染や皮膚炎でも脱毛は起こる為、油断せずに出来るだけ早く診察させてあげて下さいね。

 

ONE千葉どうぶつ整形外科センター研修

2022年02月21日

こんにちは、看護師の石井です。🐈

今月からONE千葉どうぶつ整形外科センターで研修をさせて頂いております。

整形外科専門の病院なので、毎日のように整形疾患のある子が来院されます。普段ここまで多くの整形疾患の子は来ないので日々刺激を受けながら研修しております。

整形疾患はレントゲンが必須になってきますが、痛みのある部分を撮るため嫌がったり、とても痛がったりしてスピーディ且つ正確なレントゲン撮影が大切だと感じました。そのためにも保定する人が重要であり、動物にも最小限の負担で終わらせてあげることがとても大事だと実感しました。

また入院している子のマッサージなどやらせて頂いて、昨日より良くなっているのを目に見えて実感できるのでとてもやりがいを感じています。

残り少ない研修になってきましたが、自分に足りない所、勉強できる事だらけなので頑張りたいと思います。

VETS ACADEMY麻酔・疼痛管理コース第3回

2022年02月20日

こんにちは、看護師の石井です。🐈

今回もウェブで麻酔のセミナーを受講しました。

第3回目のセミナー内容は「麻酔モニタリング」でした。麻酔をかけている時に最も重要になってくるもので正常・異常、異常が出た時など学ぶことができました。

今回私の中でなかなか理解出来ていなかった、「EtCO2」について解説があり正常な波形ではない時は何が考えられるか、など曖昧だった部分を学べて理解することができました。頭ではわかっていても、やはり実践で使える知識でないと意味が無いので常に考えながらモニタリングして行きたいと思います。

臨床病理症例検討会

2022年02月17日

こんにちは!獣医師の市川です!

今月も臨床病理症例検討会に参加してきました。

血液の塗抹標本をみていただき、体に起きている変化に関してご相談させていただきました。

機械による検査結果が必ずしも全て正しいとは限らず、その結果に隠れている背景を予想した上で診断、治療を考えていかなくてはならないです。

ちょっとした変化を見逃さないように今後も精進していきたいです。