セミナー参加報告

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10月飼い主さまセミナー

2022年10月30日

こんばんは、看護師の中山です!

先日、10月の飼い主さまセミナー〝目覚めよ‼️点眼セミナー👁〟を開催しました

 

眼の構造から眼の病院、点眼の方法を講義形式でご説明させて頂きました!

 

今回はペット同伴でお越し頂き、講義の後に実践という形で実際に目薬をしてもらいました👁💧

 

お家の子で点眼をしてもらうことでその子に合った点眼の仕方を直接お伝えすることができたのではないかと思います

 

皆さんとても上手でした!!

ご参加いただき、ありがとうございます😊スタッフ共々とても楽しい時間でした!

 

次の飼い主さまセミナーは2ヶ月後になります⛄️

ぜひチェックしてみてくださいね

 

山野先生です✨

 

リハビリセミナー

2022年10月27日

こんにちは、看護師の松下です。

先日リハビリの専門外来があり、先生のリハビリセミナーを受けました。今回のテーマは腸腰筋でした。

腸腰筋は大腰筋と腸骨筋が組み合わさっており、脊椎から大腿骨にかけてついています。いわゆるインナーマッスルと呼ばれる筋肉で、骨盤を正しい位置に保ったり、後ろ足を持ち上げる作用があります。この筋肉が衰えると腰が落ちてしまい背骨が曲がったりします。

今回は腸腰筋を触知できるようになることと、トレーニング方法を学びました。スタッフ犬にお手伝いしてもらい実践できたのでとても勉強になりました!

救急セミナー🚑

2022年10月26日

こんにちは!獣医師の山野です。
先日、心肺蘇生についてのセミナーを受講しました🚑
心肺蘇生とは、何らかの原因で心肺停止、またはそれに近い状態になった動物に対して、心臓マッサージや人工呼吸などの救命処置を行うことをいいます🚑💨
心肺蘇生で最も重要なことは、とりあえず心臓を動かすこと!!です!! 🫀
人のデータでは、心肺停止状態になってから心臓マッサージを始めるのが早ければ早いほど、心肺蘇生(=心臓と肺が再度動き始めること)する確率が高くなるそうです。心肺蘇生率を高めるために、①心肺停止を素早く判断する ②適切な心臓マッサージをする 必要があります🙆‍♀️
今回はこの①と②についてお話していこうと思います。
①心肺停止を素早く判断する
心肺停止の判断基準は昔はAirway(気道閉塞の有無の確認)、Breath(呼吸有無の確認)、Circulation(循環有無の確認)の3つを行うとされていました。しかし、Circulationまで確認しようとすると、聴診器持ち出して心音を聞く+脈取れるか触診しなければなりません。そうしているうちにどんどん時間は過ぎてしまうということで、現在はAirwayとBreathの確認を10秒以内で行って、呼吸していないと判断できればすぐに心臓マッサージを開始するべきだ!となっているそうです😳 仮に心臓が動いている子に間違って心臓マッサージをしたとしても、有害事象の発生は極めて限定的であり、心臓マッサージの遅れによる不利益を上回るものではない、といわれています。
とにかく心臓マッサージをすぐ行うことが大事です!🫀
②適切な心臓マッサージを行う
心臓マッサージは胸を闇雲に押しても効果はありません。ポイントは
・肘を真っ直ぐ伸ばして垂直に圧迫
・胸郭の1/2-1/3が沈むくらい圧迫
・胸郭が反動で戻るのを確認しながら行う
・1分間に100-120回
・中断してはならない
です。小型犬や猫ちゃんなど体の小さい子は心臓の位置で心臓マッサージしますが、中型~大型の子は胸郭が大きく心臓まで上手く力が伝わらないため、胸郭の1番膨らんでいる所を圧迫して胸郭の内圧を変えることで心臓マッサージします。
動物も人もいつ何が起こるか分かりませんし、心臓マッサージについて少しでも知っていただければ幸いです☺️ 何かあればすぐに病院までご連絡ください📞

皮膚科セミナー

2022年10月24日

こんにちは。獣医師の江木です。
今月も皮膚科セミナーに参加してきました!
今回は、内分泌疾患による皮膚の異常についてでした。
内分泌疾患とは、体内のホルモンの量が過剰になったり不足したりすることで起きる病気のことで、若齢よりも中高齢のわんちゃんねこちゃんが罹りやすい疾患です。

内分泌疾患による皮膚の異常は脱毛がメインで起こるという特徴があります。ただし、脱毛があるからと言って必ずしも内分泌疾患があるとは言えません。
内分泌疾患の他に、先天的な脱毛症や休止期脱毛異常などでも脱毛がメインみられることがあるので、皮膚の状態をしっかり観察することはもちろんですが、身体検査で全身の状態をチェックすることも重要なのです。

異常分泌されているホルモンによって、症状や診断方法は異なるため、しっかりと問診をとり身体検査を行った上で鑑別を立てられるよう今後もトレーニングを積んでいきたいと思います!

野崎さんセミナー

2022年10月23日

こんにちは!獣医師の市川です!
今回は野崎さんセミナーを受講しました!
人間性の大切さを教えていただき大変気が引き締まりました!
自分が何を貢献できるか考えながら今後も精進していきたいと思います!

one on oneセミナー

2022年10月23日

こんにちは!獣医師の市川です!
今回はone on oneセミナーを受講しました。
病院として、先輩として成長していく上で後輩指導はとても大切であり、個々の人生観に沿って後輩指導を行なっていく方法を教わりました。
物事を良し悪しとして捉えるよりも自分にとってプラスになりそうだなという情報だけをかい摘んで学んでいく講義スタイルは僕自身としての人生観を損なわずに後輩指導に活かせそうで大変勉強になりました!

今後も受講が楽しみです!

腎泌尿器セミナー

2022年10月22日

こんにちは!獣医師の市川です!
今回研修医セミナーとして腎泌尿器セミナーを受講いたしました。

テーマは「急性腎障害、慢性腎不全」ということで、腎機能障害を与える原因や診断法などに関して学びました。

腎臓の障害の程度は尿検査、血液検査、画像診断などで評価を行います。
単に腎臓の数値が悪いと言っても急性的に現れたものなのか、慢性的に現れたものなのかを判断する上で複数の検査を掛け合わせながら評価を行うことが大切であり、結果によって大きく治療方針が変わることを学びました。
また腎臓病の治療法として輸液というものがありますが、実際にどのような輸液製剤を、どのくらいの頻度で、どのくらいの量で、どのくらいの流速で流すかを学びました。

冬の時期は腎臓病が増える傾向にあるため、今後の診療に活かしていきたいなと思います。

臨床病理セミナー

2022年10月21日

こんにちは!獣医師の久米です。

先日、月に1回開催される臨床病理のセミナーを受講しました!

今回のセミナーではFIPや猫の消化器型リンパ腫、糖尿病の症例について講師の先生と共に検討しました。

症例検討ではいろんな先生の考え方や治療方法、またベテランの講師の先生による指導を生で聞くことができるのでとても勉強になります

自分が症例を持っている姿をまだ想像もできませんが、今後の診療に活かせるように頑張りたいと思います💪

歯科セミナー

2022年10月20日

こんにちは、獣医師の森本です。

先日、月に一回名古屋で行われる歯科セミナーに参加させていただきました🦷

今回は午前中は歯科専門医の歯内療法の手術を見学し、お昼は動物用の歯のサプリメントを作っているメーカーさんからセミナーを受けながらお昼ご飯を食べ、午後は専門医の先生から抜歯の手技について学ぶという、かなり濃厚な1日となりました✨

この日の中でも、専門医の先生の歯内療法の手術の手技のあざやかさは記憶にとても残っています。

一つの歯に対しての思いをとても感じる手術でした!

まだまだ、専門医の先生には遠く及ばないですが、精進していきたいと思います💪

消化管セミナー😎

2022年10月17日

こんにちは!獣医師の山野です。

先日研修医セミナーを受講しました。今回のテーマは消化管でした。消化管は食べ物が入って出るところまでの通り道のことで、食道、胃、腸管が含まれます。ここでは消化器症状である、吐くことと下痢をテーマを絞ってお話したいと思います✨️

まずは吐くという症状。吐くという動作は嘔吐または吐出のどちらかに分類されます。吐出は食べ物や飲み物が胃に入る前に排出されてしまう現象です。原因となる部分は胃より前に存在する食道、喉頭、咽頭であることが多いです。嘔吐は食べ物や飲み物が胃や腸に入ったあとに排出されてしまう現象です。原因となる部分は胃より後の消化管である、胃、小腸、大腸であることが多いです。嘔吐と吐出を見分ける1番のポイントはお腹が波打つかです。嘔吐の場合、お腹をヒクヒクしながらウッウッと声に出して吐くことが多いですが、吐出の場合は前兆なく突然吐きます。吐くという動作だけで嘔吐なのか吐出なのかを見分けることが重要になります😎

次に下痢について。下痢はうんちの回数や量、性状などから小腸に原因があるのか、大腸に原因があるのか分類することができます。

大腸は水を吸収し、うんちをコーティングする役割があります。大腸に問題があった場合、水の吸収とうんちのコーティングが出来なくなってしまうので、水下痢のようになって我慢することができなくなり、少量頻回の下痢をしたり、コーティングを失敗した粘液のようなものがうんちに混じります。またその他に大腸から血が出ていると真っ赤な血が混じったうんちが出たりします。

小腸は栄養分の吸収が主な役割です。小腸に問題があると、栄養分の吸収不足で体重が減少することがあります。大腸がちゃんと動いている場合は水分の吸収はされるのでうんちの頻度はあまり変わりません。また小腸から血が出ていると最初は赤かった血が大腸を経由しているうちに赤黒くなるため、うんちに黒っぽいものが混じったりします。

このようにまずは症状から原因部位を推測してさらに精査する作業が重要になってきます😎

まだまだ他にもたくさん教えていただきました😤 この学びを活かして診察に役に立てていきたいと思います✨️