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デイリーケア

2022年06月23日

こんにちは😃

獣医師の足立です🐰

 

 

最近湿度が高く、じとっとした日が多いですね☀️これから暑さが本格的になっていきそうなので、みなさん熱中症にはお気をつけくださいね✨

 

 

今回は、わんちゃんねこちゃんのデイリーケアについてお話しようかと思います!どうしても伸びてしまう爪、どうしても溜まってしまう肛門腺、夏に多い耳のケアについてです😄

 

 

爪はどうしても伸ばてしまうもの。わんちゃんは活発な子だと意外といい長さで維持できる子もいますし、ねこちゃんも爪とぎで自分で管理している子もいますが、大体月1程度で爪切りが必要な子たちが多い印象です。とくにヒトの親指に当たる狼爪は自分では削れない位置にあるため、要チェックです✨わんちゃんもねこちゃんも足先を触られるのが苦手な子が多いですが、幼い頃からだったり、日頃から足先を触っていると、比較的触られるのに慣れてくれる子もいます🎶どうしても爪切りが苦手な子だったり、爪の血管が見えづらく爪切りしにくい子たちは、遠慮なく診察に来て処置させてくださいね😄とくにねこちゃんは短時間で処置を終わらせるのがポイントとなるため、1日1本の単位でも切れるといいかと思います!

 

 

次に肛門腺!肛門の左右、時計に例えると4時と8時方向にある2つの匂い袋になります。通常排便時に自然と一緒に排出されることが多いのですが、構造上の問題であったり、分泌物の状態によっては出にくい子がいます。肛門をしきりになめたり、お尻を引きずって歩くなどの症状がある場合はぜひ診察に来てくださいね✨うまく肛門腺の分泌物が排出されずにどんどん溜まっていってしまい、肛門腺が破裂してかなり痛い状態となってしまう子もいるため、肛門腺が溜まりやすい子は大体月1程度で処置ができるといいのかなと思います!うまく分泌物が出にくい子もいるので、遠慮なく診察に来てくださいね😄

 

 

夏場は皮膚の症状が増えます。耳も皮膚なので、外耳炎の症状で来院される方が少しずつ増えてきました。垂れ耳ちゃんは耳の中がこもってしまいやすいため外耳炎にはなりやすいですし、他の皮膚症状がある子も外耳炎にはなりやすい傾向があります。わんちゃんもねこちゃんも頭をしきりに振ったり、耳をよく掻いたり、耳の匂いが変わったりすることがあればぜひ診察に来てくださいね✨当院では、綿棒で耳垢を取る処置より、専用の耳掃除用の液体を使って外耳処置をすることが多いです⭐️人よりも耳道という鼓膜までの距離が長いため、綿棒だと表面の耳垢をより奥に押し込んでしまうと考えられるため、液体での洗浄を行っています!わんちゃんはデイリーケアとしては月1程度できるといいのかなと思いますが、お耳の症状がある時は1〜2週間に1度程度、外耳処置ができるといいのかなと思います。ねこちゃんは耳から神経の距離が近いため、外耳処置を行うと神経症状が出てしまう子もいると言われているため、無理に処置をするより診察に来てもらえると嬉しいです!何かしらの症状がある場合、まずは診察に来ていただき、必要な処置、必要な薬の処方をさせていただければと思うので、ぜひ遠慮なく見せてくださいね😄

 

 

 

 

爪切りや肛門腺の処置の場合、先にお預かりさせていただき処置をさせていただけると、お待ちいただくお時間が少しでも短くなる場合があります!爪切り、肛門腺をお預かり処置させていただける場合、ぜひ受付までお声かけしていただけると嬉しいです✨お待ちいただくお時間が長くなり、いつも大変ご迷惑をおかけしております。ご協力、よろしくお願い致します。

 

 

 

 

 

 

父の日に子供が選んでくれました!

お花は癒してくれますね🌻