猫の眼の腫瘍👁
2024年09月10日
こんにちは!獣医師の山野です!
先日、眼科セミナーを受けました。今回のテーマは猫の眼の腫瘍についてでした👀
猫の眼に腫瘍ができることはほとんどありませんが、もしできた場合は悪性であることが多いです😨
特に多いものが”びまん性虹彩メラノーマ”と言われる眼の中の虹彩にできる腫瘍です。
虹彩は瞳の大きさを調節する役目をもち、一般的な猫ちゃんだと黄色、洋猫さんだと青色に着色していることが多いです🥹
この虹彩に黒いシミがついてしまうことを”虹彩色素沈着”と言います。この状態はまだ腫瘍とは言いません。
うちの猫さんも虹彩に黒いシミがあります👀
ただ、この黒いシミが大きくなってきたり、盛り上がったりして凹凸ができてくると、びまん性虹彩メラノーマに信仰している可能性が高いです😳
治療法は眼を摘出することです👀
腫瘍の進行はかなりゆっくりですが、摘出しないと肝臓や肺に転移する恐れがあるので、注意が必要です⚠️
眼にシミができている猫さんは定期的な眼のチェックがオススメです✨