リハビリセミナー
2021年09月12日
こんにちは✨獣医師の足立です🐰
先日、理学療法医の小笠原先生に『姿勢の評価』についてのリハビリセミナーを行っていただきました。リハビリを実施するにあたって、姿勢の評価を行い、どこが問題点となるのか、どこが痛いのか、を評価することが大切となります。またリハビリを実施していき、姿勢の評価を再度していくことで、どれだけ改善しているのかも分かってきます。
①頭の位置
②四肢の位置
③脊椎の弯曲
④腰の位置
⑤重心の位置
姿勢は上記の5つのポイントを評価し、痛みの部位を探ります。普段の何気ない立ち位置だけでも、痛みの部位を表していることがあります。身体は1番楽な体勢を取ることが多いため、元気だった頃からなんとなく姿勢が変わったなと思う場合、どこかしら痛みがあることが多いです。
ワンちゃんによってはクセで正常とは異なった体勢を取ることもありますが、痛みがある場合は再現性といって、正常な立ち位置にしても必ず同じ体勢に戻してしまうという行動を取ります。クセの場合は、正常な立ち位置にしても何食わぬ顔で維持できるかと思います。
頭の位置が低かったり、片方の足を前後にずらしたり、横から見ると背中が丸まっていたりと、明らかに姿勢が元気な時と違う場合はどこかしらに痛みを感じている時になります。少しでもあれ?と思われた場合は、ぜひ診察に来てくださいね✨