セミナー参加報告

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循環器研修

2019年11月20日

こんにちは、獣医師のあさぬまです!
先日、循環器の研修にいってきました。

今回印象的だったのは、若い犬の僧帽弁閉鎖不全症です。
僧帽弁閉鎖不全症は通常、弁の形が変化し、逆流が起こる病気で、高齢の小型犬に多くみられます。
しかし、心筋症などで心臓が大きくなってしまうと、弁が引っ張られてしまい、弁の隙間があいてしまうことで、閉まりが悪くなり、逆流が発生します😞
これをテザリングと呼びます✒️

今回の症例の僧帽弁閉鎖不全もテザリングが原因でした。
しかし、そもそも心臓が大きくなった理由ははっきりしませんでした💦若齢の場合、心筋炎や食事で心臓の動きが悪くなる場合があり、今回もそういった可能性が疑われています。

若齢の心臓病は治ることもあるため、気になる症状がある場合は是非一度ご相談ください✨

写真は見ての通りX’masツリーです🎄

早いもので今年も終わりますね・・・。
あと少しですが、良い一年になるように残りの日を過ごしたいですね!