院内内科セミナー
2021年03月03日
こんにちは。
獣医師の石井です!
先日、院内で内科セミナーがzoomで行われました。
今回は、「 超音波検査での閉塞の診断」の講義でした。
誤食による消化管閉塞の場合は、超音波検査では、異物の前の消化管が拡張し、異物の後の消化管は、通常の消化管に戻ります。
また、異物自体は、動かないクリアなガスがみえるので、それを見つけて診断します。
腫瘍による消化管の閉塞は、腫瘍の前の消化管が拡張していること、腫瘍によって消化管の構造が壊れていることで診断します。
胆管閉塞は、右上腹部に、拡張した総胆管が虫食い状に見られます。
消化管閉塞も胆管閉塞も手術が必要な場合もあります。
異常があるところを見つけてあげられるようにしっかり勉強しようと思います。