JAHA救急セミナー
2020年10月16日
こんにちは、獣医師のあさぬまです。
先日zoomでJAHAが主催する救急セミナーを受講しました!
今回のテーマは「高体温」
すこし、時期はずれますが、熱中症に対する初期治療を学んできました。
犬の熱中症は、人の熱中症と異なり、自覚症状で来院することがほとんどないため、
意識障害や全身への炎症、血栓症、多臓器不全のリスクが高い、いわゆる「熱射病(Heat Stroke)」の状態で来院されます。
そのため、素早い診断と、適切な治療を行い、より早期に集中治療をおこなってあげることが重要です。
今回は、熱中症の症例に対する初期治療と、考え方、
そして治りが悪い時のより積極的な方法を学んできました!
すべてを病院で行うことは難しいですが、活用できるところは積極的に採用していきたいと思います✨
もちろん、冷却までの時間が長ければ長いほど、治療は難しくなるので、
熱中症を自宅で疑った場合は、なるべく早い来院と、風を当ててあげるなど、冷却しながらの来院をお願いします!