JAHAシニアセミナー第1回
2021年11月17日
- こんにちは、看護師の石井です🐈
本日JAHA主催のシニアセミナーに参加して参りました。
近年医療の進歩により、平均寿命が犬では14.48歳
猫では15.45歳と言われているそうです。
高齢になると内臓の疾患や心臓の疾患などどうしても発症してしまうこともあると思います。その中でも今回は「認知機能不全症候群」について学びました。人でも認知症は有名なので、飼い主様でも詳しい方が多い印象を受けます。
主にわんちゃんはしつけをする動物なので、今まで出来ていたことができなくなってきた、トイレの失敗などが比較的わかりやすいサインの1つかもしれません。
猫ちゃんでは今まで鳴かなかったのに夜鳴き、過剰に鳴くことが増えた、刺激に敏感になるなどがあります。
痴呆は止めることはできないので、私たちが出来るのは遅らせる事です。遅らせる1つの方法としては、興味のある物、好きな物を使った遊びをさせてあげると脳トレの様になり脳にいい刺激を与えられます。また、昼夜逆転してしまう子が多いので、日中 に少し活動させてあげると、質の良い睡眠・生活リズムを整えることが出来ると思います。
些細な違和感が認知機能不全症候群の早期発見に繋がるかもしれません。いつもと何か違うという飼い主様だからこそわかる違和感などあれば、お気軽にご相談頂けたら嬉しいです。
これからもシニアについて学び、飼い主様からのご相談に一緒に対策を考え、お伝え出来るように勉強していきたいと思います。