お水をいっぱい飲もう!
2024年01月23日
こんにちは🌞
獣医師の石井です🐕
夏に比べ冬になり、寒くなるとお水を飲む量が減るわんちゃん、猫ちゃんが多くなります😅
わんちゃんやねこちゃんの1日の飲水量は体重1kgあたり50ml前後と言われています。
お水を飲む量が減ると、膀胱炎などのおしっこトラブルが起きやすくなるため、注意が必要です⚠️
水分を摂り入れる方法は
- 食事中の水分
- 自ら飲む水
- 栄養素が体内で完全燃焼したときに出る代謝水
の3種類です。
ですが、食事がドライフードの場合、その水分は重さの約10%以下と少なく、代謝水も水分補給が期待できるほどは発生しないため、お水を飲むことが必要になります。
お水を飲んでもらうためにできる工夫はいくつかあります。
①食事に水をプラスする
ドライフードに水をかけたり、手作りごはんを与えている場合は水を入れると、食事と一緒に水が飲めるので、自然と飲水量を増やすことができます。
②水の器を変えてみる。
器の素材や形状の好みはさまざまです。一般的に猫はひげに水が触れるのを嫌がるので、平面が広い陶器の器がいいと言われています。また、流れを作れたり、高さの調節ができたりするものを使ってみたり、場所を変えてみるのもおすすめです。
③温度を変えてみる
ぬるま湯が好きな子、冷たい水が好きな子と言ったように、お水の温度にも好みがあるため、温度を変えて試してみるのもひとつの方法です。温かくする場合は火傷をしないよう人肌程度にとどめ、冷たくする場合は冷やしすぎないように気をつけてください。
④風味のある食材を少量混ぜる
香りによって食欲がそそられる子が多いため、少し味をつけると飲んでくれる子もいます。鶏肉などの茹で汁やかつおぶし、すりごま、ごま油、無糖プレーンヨーグルト、無調整豆乳などを少量混ぜてみると、スムーズに飲んでくれることもあります。
⑤水をゼラチンで固めて水ゼリーにしてみる
お湯に粉ゼラチンを溶かして冷やし固めた”水ゼリー”にして、食べる水分補給にする方法もあります。ゼラチンによって風味がついたり、食感が変わることでおやつ気分で水を飲んでくれることがあります。
お水を飲む量やおしっこを日頃からチェックしていただき、いつもと変わることがあれば早めに病院を受診してくださいね🏥
先日、家族でグランピングに行きました!🏕️
楽しかったので、また暖かくなったら行きたいなーとら思いました✨