かわいいうちの子自慢🐇
2025年11月11日
こんにちは、獣医師のあさぬまです。
先日わんわんフェスタがありましたね✨
初日は比較的良いお天気でしたが、皆さんは行ってみましたか?
たくさんのショップや、たくさんの動物に会える機会は楽しいものですよね✨
今回はウサギについてお話したいと思います🐇
我が家にもとってもかわいいウサギがいますが、うちの子はホーランドロップという種類です。
ホーランドロップは、垂れ耳の小型種で、比較的温厚で人懐っこい性格をしています。
他にも代表的な種類を紹介します。
・ネザーランドドワーフ
小さい耳が特徴の、立ち耳の小型種です。
ピーターラビットのモデルになった種類で、小さく、小顔で、かわいらしい見た目が特徴です。
ただ、見た目とは裏腹に気の強い一面があります。
身体が小さいことも相まって、自宅で爪切りや投薬が難しい…。といわれることも多いです。
また、顔が小さいことで不正咬合が多いことも特徴です。
食生活の乱れや噛み癖のせいで、不正咬合が悪化することも多いので、
小さいうちからチモシーをしっかり食べることが大切です。
・ミニレッキス
ビロードで光沢がある毛質が特徴な立ち耳ウサギです。
小型種ですが、筋肉質で、がっしりとした体つきが特徴です。
一時期は、子宮疾患が少ない。とされていましたが、最近では、そうでもない。と言われているので、
他の種類と同様に未避妊のメスの場合は、定期検診が必要です。
また、特徴的な毛質のせいで、足底潰瘍(ソアホック)になりやすいとされており、
硬い床を避け、きれいな環境で生活させる必要があります。
・アメリカンファジーロップ
ホーランドロップの長毛バージョンのような、垂れ耳ウサギです。
垂れ耳の子に共通する特徴ですが、性格は温厚で、人になれやすく、比較的飼いやすい種類といえます。
ただし、長毛なので、日常的なブラッシングは必須で、
それを怠ると、毛を大量に食べてしまうことから、毛球症になりやすくなります。
場合によっては、トリミングも受ける必要があります。
同じく長毛のジャージーウーリーは、ネザーランドドワーフの長毛バージョンですが、
同様に毛のお世話が少し大変です💦
・ドワーフホト
立ち耳の小型種です。
眼の周りに黒い縁があるのが特徴です。
ドイツ原産のウサギですが、名前の由来はフランスのノルマンディー地方で作り出された品種です。
好奇心旺盛な一面があるかわいらしいウサギです。
他にもたくさんの種類がいて、紹介しきれません。
ちなみに、『ミニウサギ』という種類のウサギはおらず、
いわゆる雑種のウサギが『ミニウサギ』に相当します。
なので、体格もまちまちで、小さい子から、3kg程度まで大きくなる子もいます。
いずれにしても、ウサギは思ったよりも個性豊かで、かわいい子が多いですね✨
犬や猫と比べるとデリケートな部分が多く、飼育のハードルが高いような印象を受けますが、
とても表現豊かで、実際触れ合ってみると、メロメロになってしまうこと間違いなしです!
家のかわいい『まめまる』くんは、まだまだ健在です。
かなり高齢になり、まっすぐ歩くことは難しく、すぐ転んで起き上がれなくなってしまいますが、
頑張ってペレットや牧草、野菜を食べる仕草はとってもキュートです💛
写真は10歳くらいのころなので、今よりも若々しいです😊
今はハーネスつけてお散歩するのは難しくなってしまいましたが、食欲はもりもりなので、
13歳目指してがんばります!
