ノミについて
2026年01月26日
こんにちは、獣医師の田口です!本日はノミについてお話しさせて頂きます。
ノミの一生は、卵・幼虫・蛹・成虫という段階を経て進みます。このうち、犬や猫の体に寄生しているのは成虫だけです。成虫は動物の血を吸うために体表に乗りますが、産んだ卵は体から落ち、床やカーペット、ソファ、寝具、ペットの寝床など環境中へ散らばります。卵→幼虫→蛹の期間は環境中で生活をしているということになり、実際にはノミ全体の約95%は環境中に存在すると言われています。
つまり、ノミを完全駆虫するためにはペットへの予防薬の投与も加えて、室内環境の改善も必須になります。お家でも簡単に行える以下のノミ対策を行うことで環境中のノミを減らすことができます
・ペットの寝床や毛布は定期的に洗濯する
・床、カーペット、ソファ、クッションなどに掃除機をかける
・掃除機のゴミはすぐに処分する
ノミが寄生すると、痒みや吸血による貧血に加えて感染症罹患のリスクもあります。さらに、ノミは人も刺す寄生虫です。室内でノミが増えると、飼い主さんや同居家族の足首や下腿などに、かゆみを伴う赤い発疹が出ることがあります。意外と知られていませんが、冬の季節もノミ予防は必要です。野外から持ち込まれたノミが、冬の季節に室内で繁殖するケースも少なくありません。
より詳しく知りたい方や、ノミの予防薬を希望される方は是非スタッフまでお声がけ下さい!