ロコモーティブシンドローム😳❓❓
2022年11月15日
こんにちは!獣医師の山野です!
最近急に寒くなってきましたね🌀💭 季節の変わり目は動物たちも体調を崩しやすいのでお気をつけください☺️
さて今日はわんちゃんや猫ちゃんのロコモーティブシンドロームについてお話しようと思います✨
ロコモーティブシンドロームとは日本語で運動器症候群といい、運動器機能が低下した状態のことをいいます(メタボリックシンドロームの運動器疾患版のようなものです)。加齢に伴う筋力や持久力の低下、関節や脊椎の病気、骨粗しょう症、骨折などがロコモーティブシンドロームに含まれます。
実は、高齢のわんちゃんや猫ちゃんがロコモーティブシンドロームを発症している可能性はとっても多いんです😳 ある報告では10歳以上のわんちゃんの44.3%が、10歳以上の猫ちゃんの60%が関節や脊椎の病気に罹患していたといわれています😳😳
ロコモーティブシンドロームの症状は以下のものが多いです。
・散歩に行きたがらなくなった
・階段の上り下りを嫌がるようになった
・あまり動かなくなった
・立ち上がるのが辛そうに見える
・元気が無くなったように見える
・飼い主さんやおもちゃで遊びたがらなくなった
・尾を下げることが多くなった
・歩き方がおかしい
・寝ている時間が長くなったもしくは短くなった
自分の子に当てはまっているなと思われた方もいらっしゃるのではないでしょうか? もしこのような症状が続く場合は骨や関節や筋肉に問題があるのかもしれません。事前に検査をして運動器疾患に対して予防することで、健康な体でより長く生活していきましょう🦴✨