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乳腺腫瘍😿

2025年08月05日

こんにちは、獣医師の今井です。

暑い毎日が続きますね…私は季節関係なくアイスをよく食べるのですが、夏はアイスがよりおいしく感じられます🍨🍧最近は暑さのせいもあり、氷系のアイスにハマっています!

季節とは全く関係ないのですが、今回は最近個人的に勉強した犬ネコの乳腺腫瘍について簡単に紹介します。

皆さんは犬ネコの乳腺がいくつ(何対)あるかご存知ですか?犬は左右5対計10個が一般的ですが、3対〜6対まで品種差や個体差があります。ネコは左右4対計8個が一般的で、犬ほど個体差はありません。オスでは退縮傾向のため、確認が難しいことが多いです。

乳腺腫瘍は犬ネコともに国内で最も発生頻度の高い腫瘍です。発症年齢のピークは、犬の良性腫瘍で10歳、悪性腫瘍で12歳、ネコで12歳と言われています。ネコの乳腺腫瘍は悪性のものが極めて多く、リンパ節への転移率も高いです💦

乳腺腫瘍は代表から硬さのあるシコリとして触知できることもあり、ご家族が日頃から気にしてチェックしていただくことが早期発見につながります。

コミュニケーションも兼ねてぜひチェックしてあげてください!