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内科セミナー

2025年10月26日

こんにちは!獣医師の伊藤です!

内科の金子先生にセミナーを開いていただきました!

今回のテーマは内分泌つまりホルモンのお話になります。

代表して甲状腺機能低下症についてお話しします!

血液健康診断で甲状腺ホルモンも検査しておきましょうという言葉をよく耳にすると思います。悪いことではないです。実際に甲状腺ホルモンの値が低い場合に、どのくらいの確率で真に甲状腺機能低下症に罹患してると思いますか?実は0.5 %と言われています。驚きですよね。さらに甲状腺ホルモンの感度、特異度はどちらも90%近くと診断精度はかなり良いのです。なんでかというと、実際に甲状腺機能低下症の発生率が0.1%と低いのです。

ではどうやって正確に診断していくのかという疑問が湧いてくると思います。

甲状腺機能低下症を疑うような症状が出ている場合、診断精度は95.2%と言われています。

つまり甲状腺機能低下症の症状があるのかないのかが大事になっていきます。

症状として、活動性低下、運動不耐性、脱毛、徐脈、低体温、神経症状、換気不全による呼吸不全があります。

お家で気をつけることはこういう症状が出ていないかよく見てあげることだと思います。

もしこのような症状があればいつでもご相談ください!