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こんにちは☀️看護師の田村です！

そしてワンちゃんたちも乾燥に注意する季節となりました。

今日は乾燥肌についてお話ししたいと思います。

まずワンちゃんの皮膚の構造についてです。人と同様に表皮・真皮・皮下織の3層構造でできています。その中で一番表面の部分になる表皮が角質層・顆粒層・有棘層・基底層の4層構造となっています。ちなみに人の皮膚は15層でできているそうなので、ワンちゃんと人を比べるとワンちゃんの皮膚はとても薄く、デリケートと言われるのはこのためでもあります。

角質層では外部刺激(病原体やアレルギー物質)から守るのと同時に皮膚内部の水分の蒸発を防ぐ役割り(バリア機能)もあり、健康な皮膚を保つために角質層は常に十分な水分を保つことが重要です。

そして空気の乾燥などにより角質層の水分が不足してしまう状態を乾燥肌と呼びます。

その他の要因にはシャンプーのやり過ぎによる皮膚への刺激や暖房器具への接近のしすぎによる乾燥、また加齢などからも乾燥肌になる可能性もあると言われています。

実際乾燥肌になると症状の特徴として、

・被毛の乾燥やパサつき(毛並みの悪さ)

・フケ

・皮膚のカサつき

以上のような症状が見られ、その後に痒みが出る原因にもなります。

症状が出るとワンちゃんへのストレスにも繋がる場合もあるので対策を行っていきましょう。

・室内の湿度を40〜60%にする

・暖房器具に近づきすぎない

・保湿力の高いシャンプーを使う

・シャンプー後に保湿剤を使う

以上の対策を必要に応じてケアをし、健康な皮膚を保っていきましょう。

保湿性の高いシャンプーや保湿剤のご用意もありますのでお気軽に相談してくださいね。