フィラリア検査
2024年03月04日
こんにちは、獣医師の江木です。
最近は少し暖かく春らしい日もあり、気温の差が激しくなってきましたが、みなさんお元気ですか?
暖かくなってくると心配なのがフィラリア症。
犬糸状虫症ともよばれます。
蚊が犬や猫を吸血しミクロフィラリアというフィラリア幼虫が体内に入り感染します。
4〜6ヶ月で成虫に成長し、心臓や肺動脈などに寄生します。
食欲不振や元気消失、発咳などの症状があり、寄生部位により症状は様々です。
その他、ねこちゃんでは突然死してしまうケースもあります。
一度発症してしまうと駆虫や治療が大変難しいため、予防がとても大切です。
昔はこの病気で命を落としてしまうわんちゃんが多くいましたが、室内飼いの増加と飼い主様たちの予防意識の向上により減ってきました。
千葉県では4月〜12月末までの予防を推奨されています。
当院では色々な種類のフィラリア予防薬を揃えておりますので、予防をしたことがないこはもちろん、お薬が飲めないこもご相談いただければと思います。
先日宮古島へ旅行に行ってきました。
なんと常夏の地域では年中予防なのです!