体温調節🐶🐱
2024年07月24日
こんにちは。看護師の田村です!
毎日暑い日が続きますね🌻小まめな水分補給と、日中はエアコンを利用しながら屋内で活動し、熱中症対策を行いながら暑さを乗り切りましょう!
また真夏の日中のアスファルトの温度は50~60℃にもなり、ワンちゃんの散歩は大変危険です。熱中症だけでなく、肉球の火傷の原因にもなるので散歩に出る際は地面の温度もチェックするようにしましょう。
私たち人間は暑いと汗をかいて体温調節をしますが、ワンちゃんやネコちゃんたちはどうでしょうか。夏の暑い日でも汗をかく姿を見ることはありませんよね。今日は汗の種類についてお話しさせていただきます。
・エクリン汗腺
暑さを感じると汗をかき体温調節をする汗腺です。
人間では全身に分布されておりますが、ワンちゃんネコちゃんには肉球と鼻先にしか存在しません。
・アポクリン腺
体臭の元にもなり、ワンちゃん同士ネコちゃん同士のコミュニケーションの役割があるとも考えられています。
人では脇や股に存在し、ワンちゃんネコちゃんでは全身に発達しています。それぞれの特有の匂いはこのアポクリン汗腺からきているものなのです。
このためワンちゃんやネコちゃんは人のように汗をかく姿を見ることはありません。ワンちゃんでは特に暑いときに口を開けてハアハアと呼吸する姿を見ることがあると思いますが、この行動をパンティングと呼び、体内の熱を外に逃がして体温を下げてます。人間と比べると体内の熱を逃がす場所が限られているので暑い日の体温調節にさらに注意が必要となります。室内の温度調節に気をつけながらこまめに水分補給できるようにして過ごすようにし、パンティングが続いたりいつもより体の熱さを感じる場合は早めに動物病院に相談しましょう。
ネコちゃんは元々砂漠で暮らしていた動物でワンちゃんに比べ暑さに強いとも言われていますが、ここ数年は特に厳しい暑さとなっていますので室内の温度管理に注意しましょう。
先日群馬県に行ってきました😄まだ梅雨が明ける直前頃だったので、少し肌寒かったのですが、その時に食べたお切込みが暖かくとてもおいしかったです♪