八方塞がり…🐉
2024年06月25日
こんにちは、獣医師のあさぬまです。
最近、のどの調子が悪く、声が出ない日が続いています…。
診察に来ていただいた多くの方には多大なご迷惑をおかけしています。
申し訳ありませんが、全力で一刻も早い回復に努めますので、ご容赦ください。
気温の変わりやすい日が続きますが、皆さんも体調にはお気を付けてください💦
さて、今日は最近多い「下痢」についてお話したいと思います。
最近、本当に「下痢」の症状で来院される患者様が多いです。
特に犬の場合は、季節に関係なく、「下痢」は非常に多い症状なのですが、
やはり今の時期は毎年多いような気がします。
理由ははっきりしませんが、人間と同じように、
・季節の変わり目だから
・温かくなり食べ物が傷みやすくなるから
・感染性要因(特に細菌)が増殖しやすいから
などが挙げられるのではないでしょうか?
犬や猫で下痢が起こった場合、いくつかのポイントで原因や緊急性を判断します。
①急性か慢性か
発症して2(あるいは3)週間以内の下痢は、急性と判断されます。
原因は、食事、感染性、ストレス、原因不明の4つであることがほとんどです。
慢性の場合は、しっかりとした検査が必要です。
一方で急性の場合は、通常は整腸剤や食事変更などの対症療法が推奨されています。
抗菌薬は下痢を慢性化させる。と報告されているので、現在は使用されません。
②小腸由来か大腸由来か
口に近い方が小腸、肛門に近い方が大腸です。
そのため、小腸由来では、食欲不振、嘔吐が併発しやすく、
一方大腸由来では、粘液や血便が認められやすく、しぶり(便が出ないのに何度も排便に行く)を生じやすいです。
治療法は大きく変わりません。
③重症かどうか
・腹痛
・発熱
・ぐったりしている
・下血や嘔吐が重度(量や頻度が多い)
上記を満たす場合は重症であることが多いため、緊急的な受診をお勧めします。
幸い多くの下痢が1週間程度で完治します。
ただ、重症化する場合は、入院が必要になったり、命にかかわることもあるため、
心配な場合は必ず受診してくださいね!
先日、親戚の結婚式で神社に行きました⛩
神前式は初めてでしたが、厳かでとてもいい式だったと思います。
しかし、神社で何気なく周りを見渡しているととんでもないことに気づいてしまったのです…。
どうやら私、今年は『八方塞がり年』らしいです💦
『八方塞がり年』????
という感じだったので、調べましたが、その名の通り、なにをしてもうまくいかない『八方塞がり』な年だそうです。
そういわれて、半年を振り返ってみると、うまくいかないことや、失敗やちょっとしたミス、体調不良になることが多かったように思います…。
せっかくお守りも買ったのに、今はまだご利益待ちの状態です。
とはいえ、新しいことを始めずに、地固めの年としましょう。という意味もあるようなので、
決して悪いわけではないのかもしれません。
何事も気の持ちよう!
気持ちを切り替えてひいた干支おみくじはなんと『大吉』でした✨
そう、年男なので、頑張ります!