歯周病について
2025年05月22日
こんにちは。獣医師の山崎です。
今日はワンちゃんの歯周病についてお話します。
口の中には沢山の細菌がおり、細菌が歯の表面に付着して塊を作ったものが歯垢(プラーク)と呼ばれます。
これが原因となり歯茎(歯肉)に炎症を起こした状態を歯肉炎と呼びます。さらに状況が悪化して歯槽骨に炎症を起こした状態を歯周炎と呼びます。
そして、この2つの状態をまとめて歯周病と呼びます。
また、歯垢が固まって硬くなったものを歯石と呼びます。歯石は表面がザラザラしているため歯垢が付着しやすくなったり、歯磨きをしたい部分が磨けなかったり、歯周病を悪化させます。
人の口腔内は弱酸性ですが、犬の口腔内はアルカリ性に傾いています。虫歯にはなりにくいですが、歯周病菌が繁殖しやすい環境となっています。さらにアルカリ環境下では歯周病菌が繁殖しやすいだけでなく歯石の形成が早い事が知られています。
口腔内の細菌を過度に増やさないように歯石をつくらないこと、こまめに歯磨きをすることが大切です。また食事やサプリなどで歯垢をつきにくくしたり、細菌が増えにくい環境をつくる事も大切ですので気になることがあれば何でもご相談ください!