水分補給
2024年06月10日
こんちには☀️看護師の田村です!
6月は梅雨時期でもあり、暑さとジメジメでスッキリしない日が多くなりますね☔️
気温も夏日になる日が増え、熱中症対策としても小まめな水分補給を心がけるようにしましょう。
水分補給と言えば、皆さんお家のワンちゃんネコちゃんの飲水量が多いと感じたことはありませんか⁇🐶🐱
通常、健康な子での一日の飲水量の基準として、体重1kgあたり40-60mlとされています。(体重5kgの子で200〜300ml)※ネコちゃんではこれより少し少ないと言われています。
一方で、多飲とされる飲水量は、体重1kgあたり100ml以上とされています。(体重5kgの子で500ml以上)
最近水を飲む量が多いと感じたら一度飲水量を測ってみてください。
測定の方法として、ペットボトルにあらかじめ水を入れておき、一日をかけてそこから器に出して水を与えるようにします。普段ペット用ミルクやその他飲水となる物を与えている方はその分の量も記録しておくと良いです。一日の終わりに残った量と、元々ペットボトルで測っておいた量との差で一日の飲水量となります。
飲水量の増加に伴い、尿量の増加も見られないか合わせてチェックしてみましょう。
飲水量と比べて尿量を測定するのはなかなか大変なので、
・いつもよりペットシーツを変える回数が増えた
・トイレの猫砂の塊が大きくなった
・尿の色がいつもより薄くなった
・トイレを我慢できなくなった
このような点をみるようにしましょう。
飲水量と尿量の増加を合わせて多飲多尿と呼んでいます。
この多飲多尿が症状となる病気がいくつかあります。
・慢性腎臓病・腎盂腎炎・糖尿病・クッシング症候群・アジソン病・甲状腺機能亢進症・肝不全・子宮蓄膿症
すぐに治療が必要になる場合もあるので、症状が見られたときは早めに受信するようにしましょう。(どの病気も症状の一つとして見られるものであり、その他の症状が見られる場合もあります)
また、内服薬の投与中は多飲多尿になる薬の種類もあるので、その場合は処方の際に説明させていただきますね。
健康チェックも兼ねて一度飲水量を確認してみてはいかがでしょうか⁇
先日、すみだ水族館に行ってきました🐠
スカイツリーには何度か行ったことがあったのですが、なかなか水族館に入る機会がなく今回が初水族館でした✨
ペンギンさんたちが楽しそうに泳いでいてとても可愛かったです🐧♡