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犬の寒いはヒトと違う??

2025年12月02日

こんにちは、獣医師のサクマです。

 

冬になると気になるのが “うちの子、寒くないかな“ ですよね。

今回は「寒さ」に特化して、犬と人の感じ方の違いについてお話ししようと思います。

基本的には犬は人よりも寒さに強く、暑さに弱い動物です。理由はいくつかあり人よりも平熱が高め(38〜39℃)なこと、体を毛が覆っていてある程度の断熱効果があることが考えられています。

これらの理由で犬は人より寒さに強いと思われがちですが、全員というわけではないと知っておくことが大事です。犬にも“寒がり“と“寒さに強いタイプ“がいて寒さの感じ方がかなり違います。

 

<寒さに強いタイプ>

・柴犬・秋田犬などの日本犬

・ハスキー、サモエドなど、寒い地域出身の犬

・ダブルコート(毛が二重構造)のモフモフ系

<寒さに弱いタイプ>

・トイプードル、チワワ、イタグレなどの小型犬・細身の犬

・シングルコート(毛が一重)の子

・シニア犬、持病がある子、痩せている子

・子犬

 

*体を小さく丸めてじっとしている

*震えている(小刻みにプルプル)

*ずっと布団・毛布にもぐりたがる

*飼い主さんや他のペットにぴったりくっついて離れない

*耳や肉球を触ると冷たい

 

このような様子が見られる場合は寒い時のサインの可能性があります。

 

 

 

寒さに関して、犬種・年齢・体格・毛質など様々な要因で決まってくるため

“うちの子は今、寒そうかどうか?“で考える

これだけ意識してあげると、冬もだいぶ快適に過ごさせてあげらると思います😄