犬猫の汗💦
2024年07月02日
こんにちは!看護師の泉山です。
最近はずっと30度近い温度で湿度も高く、じっとしているだけでも汗が出てきますね💦今回は犬猫の汗についてお話しようと思います。
犬猫の汗は人間の汗とは違います。
人間は身体が熱くなると汗をかき体温を調整しますが、これは汗腺といわれる汗を分泌する腺があるためできることです。
しかし、犬猫にはこの汗腺といわれる汗を分泌する腺は少なく、唯一汗がでるのは足の裏のみです。
(診察中に緊張して汗をかき足の裏がびしょびしょになる子もいますね🐱🐶)
それなら、どうやって体温調節をしているのでしょうか?
犬は暑い時や興奮したときに「ハァ ハァ」と口を開けて呼吸をしているのを見たことがありますね。
この行動は「パンティング」といって体内の熱を外に逃がし、体温を下げる行為なのです。体温が下がれば自然とこの行為も収まります。
もしパンティングをしていて、更に体が熱っぽいなと感じる場合には、アイシングをしてあげると落ち着くことがあります。この場合は、人間と一緒で、脇や内股もしくは首を冷やしてあげましょう!
一方で、猫はパンティングを基本的には行いません。猫の場合は体中を舐めて、水分が蒸発する時に起こる「気化熱」を利用して体温を調節することがあります。
犬のパンティングが収まらず、呼吸が早い時や猫がパンティングをしている時は、体温がかなり高い、もしくは体調が悪い可能性があるので、一度病院に相談をしてみてください。
最近は休みの日に時間があると、絵を描いてます!
暑い日は室内で過ごすのが最高です!
↓ 熱海にある「MOA美術館」