猫ちゃんのおしっこトラブル
2021年12月15日
こんにちは✨
獣医師の足立です🐰
みなさん、体調いかがですか?😃
ここ最近、ググッと気温が下がってきていて、いよいよ冬本番!になってきていますね⛄️季節がら、ワンちゃんネコちゃんも寒そうに来院してくる子が増えてきました❄️このご時世、外で待ってもらうことも多いかと思いますので、防寒対策ばっちりで来てくださいね😄
診察をしていて、今年は猫ちゃんの尿路閉塞という症状で来院される方が多いなと感じているので、少しお話しようかなと思います✨
猫ちゃんの尿路閉塞とは、主に男の子が陥る症状で膀胱炎や尿結石症が原因のことが多いです。おしっこに血液細胞や尿結晶(尿結石)が多数あり、男の子の狭い排尿経路で詰まってしまい、おしっこが出なくなる病気です。
・トイレに何度も行く
・トイレで長時間踏ん張っている
・おしっこが出ない、少ししか出ていない
↑上記のような症状が出た場合は要注意です!丸1日おしっこが出ていない場合はすぐに病院に来てくださいね!
尿路閉塞で怖いのは、おしっこが出ずに詰まることで、溜まったおしっこが膀胱から尿管、そして腎臓へと逆流してしまうことです💧腎不全を起こしたり、感染を起こしたり・・・。中にはそれが原因で亡くなってしまうこともあるので、そわそわしていて何かおかしい!と思われたらまずご連絡いただければと思います。
おしっこトラブルを少しでも回避できる方法は、トイレを快適空間にすることが1番となります✨
・頭数プラス1個トイレを設置
・トイレ砂の見直し(粒の大きさ、質の変更)
・トイレの形状の見直し
↑上記を今一度見直してもらえるといいかなと思います🎶一般的に猫ちゃんは小粒の砂を好むと言われていますが、私の飼い猫のぱるは小粒より少し大きめサイズの方が好きなので、その子に合うサイズをいろいろ試してもらえるとと思います!トイレはなるべく開けた状態の方がいいと言われていて、スペースが許されるのであれば、押し入れの収納ケースに猫砂を入れてトイレとして設置するといいと言われています。あとはトイレの設置場所。みんなが見える場所がいい子や、みんなから見えない場所がいい子、いろんな子がいるのでいろいろ試してみていただけるといいのかなと思います!1番おしっこをしてくれる場所がその子のベストなトイレだという証なので、いろいろ試して快適トイレ空間を作ってみていただければなと思います🎶
地域のイベントで移動交番車が来ていました🚓この後ろには白バイも🏍反射板をいただきました✨
最近夕方からかなり暗くなり、運転していると見えにくいなと思うことが増えてきました。とくにお散歩中のワンちゃんは見えにくいので、反射板等を付けて安全にお散歩を楽しんでくださいね😆🎶