ブログ

blog

秋も誤食に注意🍄

2025年10月21日

こんにちは☀️看護師の田村です!

今月に入ってから朝晩は冷え込む日が多くなり、夏から秋への季節の変化を感じますね🍁

秋といえば食欲の秋!気をつけたいのが誤食です🐶

今日は秋に誤食をすると危険なものをご紹介したいと思います。

 

🍇ブドウ:急性腎障害、嘔吐、下痢、食欲不振

摂取してから24~48時間で急性腎障害の症状が表れます。症状とは、継続的な胃腸障害(嘔吐、下痢、食欲不振)、尿毒症(アンモニア臭)の息、腹痛、過度なのどの渇き、脱水、無気力が見られます。急性腎障害を起こすと腎臓が機能しなくなるので尿が生成されなくなります。尿が出なくなることにより体内の老廃物をろ過できず血中に毒素が蓄積し、死に至る可能性がありとても危険です。1粒からでも中毒を起こす可能性があると言われているので絶対に与えないようにしましょう。ブドウに含まれる原因物質の明確な解明はまだされておらず、ブドウに含まれる何らかの成分が腎臓への影響を与えていると考えられているので、生のブドウだけでなくレーズンやぶどうジュースなども与えないようにしましょう。

 

🌰銀杏:ふらつき、下痢、嘔吐、けいれん、呼吸困難

摂取してから早くて1~12時間で症状が表れます。銀杏にはメチルピリドキシンと言う神経毒が含まれており、この成分が体内のビタミンB6の働きを阻害し、神経に影響を与えて発症します。神経症状とは、ふらつき、けいれん、呼吸困難が見られます。この成分は熱に強いので加熱しても中毒の危険性はなくなりません。少量でも中毒症状の発症の可能性があるため、ブドウと同様に与えないようにしましょう。また、銀杏には外種皮という柔らかい部分があり、手足や口が触れると皮膚炎になる場合があるので誤食だけでなく、散歩中に触れないようにも注意していきましょう。

 

🍄キノコ:下痢、嘔吐、食欲不振、よだれ、ふらつき、けいれん、黄疸

キノコと言っても種類はたくさんあり、全てではありませんが公園や道端に生えているキノコは有毒なものである可能性が高く、死に至る危険性があります。触れるだけでも危険なものもあるので、キノコを見つけたら近づかないようにしましょう。

 

🥭イチジク:嘔吐、下痢、腹痛、食欲低下、皮膚炎、口内炎

フィシンやソラレンと言う犬にとって有害な成分が含まれており、消化器を刺激したり皮膚や粘膜にダメージを与える恐れがあります。これにより皮膚炎や口内炎、消化器症状につながる可能性があるので与えないようにしましょう。

 

その他、秋の散歩には木の実(栗やどんぐり)や落ち葉など犬が興味を示すものがたくさんあります。それらを誤って口にしないように、周囲の状況を注意深く観察しながら散歩をするようにしましょう

万が一誤食してしまった場合はすぐに動物病院にご相談ください。

 

 

先日マザー牧場に行ってきました🐮

たくさんの動物さんたちがいてとても癒されました♫

羊ショーを見たのは初めてで、牧羊犬とのコラボがとても良かったです✨