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薬局月間を振り返って💊

2025年01月07日

あけましておめでとうございます、
看護スタッフ岩國です!
実は先月私は薬局強化月間ということで、
お薬の作り方や処方を先輩について勉強、実践しておりました。
今回は内容の復習も兼ねて、その中の一部をご紹介します。

お薬処方の流れを簡単に記すと、
診察▶︎処方オーダー▶︎調剤▶︎内容確認(Wチェック)▶︎明細作成▶︎処方・会計
といった形です。

私が覚えた薬局の仕事は主に調剤に関わる役回りです。動物の薬と言ってもその内容は様々で、体格も代謝経路も様々な動物達に合わせ加工する必要があります。
通常の錠剤そのまま処方の他には「分割」「分包」「粉末」「シロップ」「注射薬」といった方法があり、先生が計算した最適な量と形態でのオーダーが行われます。

この度私が苦労した分割についてこの場を借りてご紹介していきます。
薬の種類にもよりますが主に丸い錠剤に対して取れる割り方は以下になります。
1/2 1/4 1/6

1/2は真ん中で2つに割る方法。薬によっては予め割りやすいように割目がつけられているものもあります。
1/4 上記のものをさらに半分にします。慣れてきたら丸の状態を維持している方が大きさが分かりやすいので、半分に割った薬を指先で回して割ると早くて綺麗に仕上がります。
1/6 1/2を作って60度ずつ割るもの。この方法を用いて2ヶ作成すれば1/3の処方も可能になります。

薬の種類によって硬さや割りやすさは変わってきます。ハサミの手前で割ると上手くいくものもあれば、先の方で割る方がいいものも。
思い切りよく割ると粉々になるものもあればゆっくり割って崩れるものもありました。
はじめて割錠用のハサミを握った際、刃先が閉じていないことへの違和感がとても強かったことを覚えています。これからも多くの薬を覚え、早く的確な調剤を行い、皆さんの健康へ繋がる一助となれればと思います。