身体の節々
2025年01月31日
こんにちは獣医師の森本です!
今回は高齢になると出てくる身体の変化についてお話ししていきたいと思います。
【免疫系】
加齢とともに免疫反応が低下するため、感染症やがんの発症が増加します。
【皮膚系】
被毛が乾燥し、艶がなくなります。皮膚は柔軟性がなくなり、フケが多くなります。
【消化器系】
消化機能が低下し、便秘や下痢が起こりやすくなり、栄養素の吸収も減少します。
【泌尿器系】
膀胱の尿を貯める機能が低下し、尿失禁が起こりやすくなります。
【神経系】
短い時間は睡眠が多くなり、生活リズムに変化が起こります。
脳の一部が萎縮などを起こし、認知機能の障害が起こることがあります。
こういった感じで、高齢になると身体の節々に様々な変化が起こります。
また、昔と比較してペットの高齢化が進んでいることもあり、今後も色々な問題が起こってくると思います。
ご自宅のわんちゃんや猫ちゃんの変化にお困りでしたら是非ご相談ください✨
今年で14才の我が家のこむぎです。
若い時と比べると動きがゆっくりになってきたので、年をとったんだなと日々感じます。