熱中症
2024年05月16日
こんにちは🌞
獣医師の石井です🐕
暖かくなったと思ったら、暑い日も増えてきましたね🥵
暑くなると心配なのが、熱中症です!
猫ちゃんの祖先は砂漠で生活していたため、一般的には暑さには強いと言われる猫ちゃんですが、猫ちゃんが熱中症になることが近年増えています⚠️
理由としては、温暖化による気温の上昇や
猫ちゃんの寿命が伸び、体温調節がうまくできないシニアの猫ちゃんが増えたことが言われています。
スコティッシュフォールドやブリティッシュショートヘアなどの鼻ぺちゃの子や毛が長い子は熱を発散しにくく、熱中症には特に注意が必要です⚠️
熱中症対策としては、まずは室温の管理が大切です。
猫ちゃんの快適な温度の目安は気温25度前後、湿度50%前後と言われています。
猫ちゃんは暑い時は床で寝そべったり、寒い時は日向や布団にいくなど最適な温度を自分で見つけることが得意です。
そのためある程度自由に家の中を動けるようにしたり、部屋によって温度差をつけると快適な場所で過ごすことができおすすめです✨
また、人と同じで水分補給も大切です。
新鮮なお水がいつでも飲める環境を整えたり、水をいろいろな場所に置くことてお水を飲んでくれやすくなります。
他にもブラッシングをして冬毛をしっかり取り除いてあげることで、熱がこもりにくくなり効果的です。
熱中症になると症状としては、元気や食欲がなくなったり、呼吸が荒くなる、吐いたり、下痢したりといった症状がみられます。
わんちゃんは呼吸が苦しくなると、口を大きく開けて浅く速く呼吸する「パンティング」をしますが、猫は口を開けて呼吸をすることはほとんどありません。
猫ちゃんの呼吸が苦しいサインとしては、鼻の穴を膨らませたり、身体全体が大きく動くように息をしたりします。
猫ちゃんが口を開けて呼吸している場合、緊急性が高いと思われるので、すぐに病院にいきましょう⚠️
熱中症かな?と思った時は、クーラーなどを使って、涼しくしたり、首や脇を冷やしながら早めに病院に連れてきてくださいね🏥
先日、用事があり、福岡に行きました✈️
もつ鍋やラーメン、明太子など博多グルメ🍽️は好物ばかりなので、美味しいものが食べれてよかったです😊
写真は大好きな明太子です😍
とってもおいしかったです✨