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外科専門セミナー

2025年01月27日

今日は山本先生の外科セミナーがありました。

 

酪農学園大学で外科手術をされている先生で日常的に遭遇する病気から難易度の高い手術までの手術が必要かどうかの思考プロセス、検査の流れなどかなり実践に則したお話でした。

 

その中でも興味深かったのが先生の専門でもある内視鏡外科手術、腹腔鏡手術などによりワンちゃん、猫ちゃんの負担を少なく状態の改善を目指す外科手術が必要かどうかの見極め方です。

 

日常的に急性の膵炎は遭遇することがある病気ですが、その炎症に伴い胆管の圧迫、閉塞がおこることがあります。詰まったままでは命に関わるので改善がみられない場合に腹腔鏡による胆嚢外瘻ドレーンまたは開腹により胆嚢十二指腸吻合術を行います。血液検査や超音波検査などを読み取り病気がどのように影響を与え、変化していくのかを想像することが大切です。