関節炎
2025年01月21日
こんばんは、Dr.スゴウです。
年が明けて寒さを感じる日が増えてきましたね。
寒い日が続くとワンちゃん、猫ちゃんの元気がないなと感じることがあり、関節炎がその原因になっていることがあります。
成犬の20%、成猫の90%が関節炎になっていると言われており、症状としては以下のことが挙げられます。
・元気がないように見える、寝る時間が増えた
・散歩を嫌がる
・立ち上がりや動き始めが辛そう
・段差を嫌がる
・足を引きずる、ケンケンする
また猫ちゃんでは
・爪研ぎをしなくなった
・毛玉が増え、毛艶が悪い(グルーミングをしなくなる)
・ジャンプをしなくなった
・怒りっぽくなった
・粗相をしてしまう
などです。
関節炎になってしまうと思うように運動ができなくなり、身体的な刺激が減るため脳の老化も進んでしまいます。
関節炎を予防するには適切な体重を維持し、過度な運動を避けることが大切です。
散歩は可能なら20分程度を1日2-3回に分けて行うことで関節への負担はかけず、筋肉量の維持に繋がります。
関節炎の症状が当てはまる場合は痛みのケアをしてあげることで生活の質の向上が期待できます。
以前は痛み止めの効果が1日しか持たない薬だけでしたが、今は注射薬、内服薬ともに1ヶ月効果が持続するものがあり、以前より投薬もしやすくなっています。
気になることがあれば病院スタッフにお尋ねください。
昨年の12月に研修で北海道に行きました。
研修の合間に北海道グルメを満喫しました🤤
とってもおいしかったです😀