リハビリテーション科

リハビリテーション科の診療範囲

近年では動物医療でもリハビリの重要性が認識され始めています。
人のスポーツ選手同様ワンちゃんも手術後早期から積極的にリハビリを行うことが大切です。特に整形外科疾患や脊椎疾患においてリハビリを行うことは「痛みの軽減」「機能回復」「炎症緩和」にとって非常に重要なことなのです。

また、外科手術を希望されない場合や高齢動物の介護として、リハビリを行うことによりQOL(生活の質)が上がります。

当院では、スウェーデン式マッサージ、水中トレッドミル、酸素カプセル(高圧酸素療法)、赤外線治療器(光線照射療法)などの方法で積極的にリハビリに取り組んでいます。自宅での管理指導も行っております。

治療効果の高い疾患

椎間板ヘルニア、前十字靭帯断裂、膝蓋骨脱臼、大腿骨頭壊死症、股関節形成不全、関節・筋肉拘縮、骨折、馬尾症候群、肥満犬の減量など

実際のリハビリ方法・施術

水中トレッドミル

プールとウォーキングマシーンを組み合わせたような水中歩行器です。
水圧と浮力を利用し足腰にかかる負担を減らし、無理なく身体を動かすことができます。

高気圧療法

カプセル内の気圧を高めることで気体が液体に溶け込む性質を利用し、酸素を体液の中に溶け込ませること(溶解型酸素)で、細胞の隅々に酸素をいきわたらせることができます。
関節炎、椎間板ヘルニア、骨折などの治癒促進に効果があるので、当院では治療法の1つとして取り入れています。

スウェーデン式ドッグマッサージ

スウェーデンの動物療法で用いられているアニマルマッサージを元に、動物理学療法の先進国であるオーストラリアの技術を取り入れ、解剖学や犬特有の疾病を重視し開発されたものです。犬の筋肉と骨格を理解した上で犬の健康に効果的なマッサージを行います。

温熱照射療法

光線治療器を活用した治療法です。腫瘍性疾患の治療を始めとして、関節炎や椎間板ヘルニアなどの慢性疼痛の管理、外耳炎、歯肉口内炎、術後の消炎・鎮痛・創傷治癒促進 などに効果があります。