外科

当院の専門医による外科診療では、消化器外科・軟部外科・内視鏡外科の各分野に特化した治療で、動物たちの健康を守ります。最新の医療技術を駆使し、必要な場合には低侵襲な内視鏡治療をご提供することで、早期回復をサポートします。何か気になることがあれば、ぜひお気軽にご相談ください。

外科の診療範囲

当院の外科診療では、消化器系・軟部外科・内視鏡外科に特化した高度な治療を提供しています。それぞれの分野で最新の技術を駆使し、ペットの健康を守るために最適な治療を行います。

消化器外科

消化器系の疾患に関連する外科手術を行います。胃腸や肝臓、膵臓など、内臓の外科的な処置を得意としており、腫瘍の切除や消化器系の障害に対して専門的な対応をしています。

軟部外科

内臓や皮膚・血管・神経など、体の軟部組織に関する外科手術を行います。腫瘍の摘出や感染症の治療、外傷による損傷に対応します。特に細やかな技術と精密な手術が求められる分野です。

内視鏡外科

最新の内視鏡技術を用いた低侵襲手術を提供しています。内視鏡を使うことで、切開を最小限に抑え、回復時間を短縮することができます。消化器系の疾患や異物の取り出しなど、内視鏡による治療を行っています。

よく診る外科の疾患

消化器系の疾患

胃捻転(胃拡張・胃捻転症候群)

急性の病状で、胃が膨張し、ねじれることにより血流が遮断され、緊急手術が必要となります。早期発見と迅速な治療が命を守ります。

腸閉塞

異物や腫瘍、腸の捻れなどが原因で腸が閉塞し、食物や液体が通過できなくなる状態です。内視鏡または外科的な手術で解決します。

肝臓や膵臓の腫瘍

肝臓や膵臓の腫瘍は、診断が難しく、手術による切除が必要になる場合があります。早期に発見し、外科的処置を行うことで改善が見込まれます。

軟部外科の疾患

腫瘍の切除

皮膚や内臓、脂肪組織にできた良性・悪性腫瘍を外科的に切除します。特に悪性腫瘍の場合は、早期に切除することが治療の成否を左右します。

外傷や感染症

事故や外部からの衝撃で生じた外傷や、感染症による膿瘍・膿の排出手術なども扱います。速やかな対応で回復を促します。

内視鏡外科の疾患

異物の除去

ペットが飲み込んだ異物(ボール、プラスチック片など)の除去を内視鏡で行います。外科的手術に比べ、切開を最小限に抑え、回復が早いのが特徴です。

消化器系の内視鏡治療

食道や胃、腸などの内視鏡による検査・治療を行います。腫瘍や潰瘍、炎症などの治療が内視鏡を使って進められます。

外科の専科外来

専門医による診察を月に1回行っております。必要に応じて受信をご案内させていただいております。セカンドオピニオンも受け付けております。お気軽にかかりつけ医または受付までお問い合わせください。

診療日時

月1回。
具体的な日程はトップページの「新着情報」に掲載しています。

ご連絡先

完全予約制です。当院にお電話にてご予約ください。
0476-46-9991

担当医のご紹介

山本 集士(やまもと しゅうし) 先生(獣医師)

酪農学園大学 獣医学部 卒業
大阪府の動物病院で勤務
宮崎大学大学院 医学獣医学研究科 博士課程 修了
宮崎大学医学部 血液血管先端医療学講座 研究員
宮崎大学 動物病院研究室 特別助教
酪農学園大学 伴侶動物外科学ユニット 助教(現在)

専門分野

消化器外科、軟部外科、内視鏡外科

所属学会

日本獣医麻酔外科学会、日本獣医内視鏡外科学会、日本獣医学会など

山本 集士先生(獣医師)