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暑すぎ飲み過ぎ

2022年08月02日

こんにちは!獣医師の市川です!

いや、暑すぎます。

数年前の日本の暑さに戻って欲しい。

暑いと自分はかなり生活に支障をきたすほど動けなくなるので、仕事に影響がないようにこの夏をうまく乗り越えて行きたいです。

そんな中最近暑さの影響か飲水量がやたら多いということを気にされる方が多いように思います。

僕自身は犬ちゃんの場合体重に対して100ml、猫ちゃんの場合体重に対して50mlほどお水を飲むと少し飲み過ぎですね!(=多飲)というお話をします。

数ヶ月前と比べて突然飲み水の量が増えた場合、原因の一つに暑さは大きく影響しているとは思いますが、暑さが原因の場合一般的には飲水量は増えるものの排尿の頻度や量は思ったよりも大きく変わらないことも多いです。

これは地肌からある程度水分が蒸発しているからで、体としては尿という形で水分を必要以上に外に出したくはないんです!!

一方で多飲に加えて多尿の症状を伴う場合、腎不全や糖尿病、副腎皮質機能亢進症や甲状腺機能亢進症など多くの原因があり、こちらに関しては血液検査を通しておおよその予測を立てることが可能になります。

もしブログを読んでくださった方がいれば実際に自分のペットちゃんたちがどのくらいお水を飲んでいるのか、またどのくらい排尿しているのか意識されてみてください!