セミナー参加報告

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画像診断セミナー 副腎の病気

2024年09月14日

獣医師の山﨑です。今日は画像診断セミナーで副腎について勉強しました。

 

副腎は機能異常がおこることでホルモンの分泌が変化することで、体に様々な症状がでてきます。主にアジソン症、クッシング症、アルドステロン症があります。

 

副腎の形態変化としては副腎の萎縮、過形成、腺腫(良性腫瘍)、腺癌(悪性腫瘍)、転移性腫瘍、褐色細胞腫などがあります。

 

超音波検査では副腎の形、大きさ、濃淡、内部構造、血流や石灰化の有無を見て総合的に判断していくことが大切です。

 

また血液検査、ホルモン検査を行うことで副腎による体への影響を考えることができます。

 

副腎の病気は超音波検査や血液検査、症状も含め総合的に判断をして病気の進行具合や今後の治療方針を判断していくことが大切です。