セミナー参加報告

seminar

TPLOセミナー

2024年06月21日

こんにちは、獣医師の江木です。

 

2日間、脛骨高平部水平化骨切り術(TPLO)セミナーに参加してきました。

 

TPLOは、膝にある前十字靱帯の断裂に対する手術方法です。

前十字靱帯は靭帯が完全に切れる完全断裂と、靭帯の一部分のみが裂けて切れ部分断裂を起こすことがあります。

部分断裂は、触診やレントゲン検査のみでは断裂の程度によっては診断が難しいことがあり、補助的に超音波検査が用いられたり、関節鏡で確定診断する必要があります。

部分断裂は進行すると完全断裂となるため、早期発見と早期のTPLOにより膝の不安定性をなくすことが理想ですが、なかなか診断が難しいこともあり、そのようなケースも含め的確に診断をする方法と、必要な外科手技、合併症、予後について学びました。

 

実習では、アプリにレントゲン画像を取り込み、術前計画を立てることを実践しました。

また、骨模型を使用し通常の前十字靱帯のみの症例に対するversivという当院でも使用しているプレートでのTPLOと、膝蓋骨内包脱臼も併発する症例に対するnew generationという新しいプレートでのTPLOを実践しました。

 

今後も今回のセミナーで習得したことを生かし、早期診断とより正確なインフォームをし、手術適応の場合は的確に術前計画を練れるように精進していきたいと思います。