セミナー参加報告

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整形神経実習inタイ

2024年02月29日

こんにちは、Dr.スゴウです。

2/26-29でタイで行われた整形と神経外科のセミナーに参加してきました。

今年も院長、私、江木の3人で参加してきました。

今回は猫の整形、神経外科でした。

整形外科では前肢、後肢、骨盤の骨折のアプローチ法(筋肉や神経を損傷せずに侵襲を受けた骨を出す方法)を神経外科では椎間板ヘルニアや変性性腰仙椎狭窄症(馬尾症候群)の治療法、椎体骨折時の椎体固定術について勉強しました。

全国の病院から様々な年齢の獣医師が来ていて仕事に関して色々と話を出来たのも刺激になりました。

長期の間不在になり、ご不便をおかけした方もいるかと思います、このセミナーで学んだことを今後の診療に活かして困っている皆さんの力になれたら幸いです。

写真はセミナーを行った大学の構内です。立派な仏像が建っていました。

動物病院も併設してあり、通っている学生にはいい環境が揃っている大学でした。

リーダーズキャンプ研修

2024年02月28日

こんにちは看護スタッフの宮本です。

才能研究所の鈴木さん主催のリーダーズキャンプをハレクラニ沖縄にて受講させて頂きました。

 

ハレクラニ沖縄では、全ての人に思いやりのある行動や発言ができ、チームワークを実践できる人=良い人。を、スタッフとして集めているそうです。

ただ集めても、”しくみ”がないとどうにもならないので、日々の行動の基盤となるように”ハレクラニスタイル”という物を定めていました。

お話を聞いていくうちに、ミズノにもクレド(企業理念)があり共感する事が沢山ありました。

まず、ハレクラニスタイルを実行していく上での課題として印象強かったのが、満足より感動を大切にしている。という項目でした。

特別素敵なホテルに、泊まりに来る理由は、記念日やプロポーズなど特別な事由が多いと思います。

もちろん、豪華な装飾やプレゼントをすればお客様は喜んで満足をしてくれるかもしれません。それを超える、また来たい!と思って貰えるようにするには、ハレクラニ沖縄ではスタッフ全員がわくわくしてお客様に喜んで貰えるような些細な言葉掛けや行動を起こしているようです。それが感動に繋がっていきリピーターが多いそうです。

ミズノでも、接遇や診療、治療、トリミングなどで、オーナー様やペット達にまた来たい!と思って貰えるようにスタッフ一同で精進して行きたいです。

 

また、ハレクラニ沖縄の色々なスタッフの方とお話しをさせて頂く中で、就業年数に関わらず共通点がありました。

それは、質問や案内の際に自信を持った表情というか、楽しそうに受け答えをしてくれるんです。そしてお話しも面白く、ちゃんとハレクラニスタイルを理解して働いているのが伝わってきました。

うちのスタッフも、とても良い人が集まっているのでこんなふうになれたら素敵だなと思いました。

鈴木さんがおっしゃっていたように、働いている人が毎日楽しく、誇りを持って働いている、また就職希望者が理想の場所だ!と思って来てくれているのであれば、理想のスタッフと一緒に働きたい!そんな風に思って貰えるように、自分が今後の指導で気をつけようと思った事は、説明の時に使う言葉は、意味を間違えないように!難しい言葉は使わず、自分や会社の意図がしっかりと後輩に伝わるように言葉選びを気をつけていきたいです。迷った時は後でこっそり辞書で調べようと思いました!

今回のセミナーで、あまり私は人を引っ張るタイプではないのですが、自分の先輩としてあるべき形が、少しだけ自分のカタチに落とし込めた気がしました。

野崎セミナー✏️

2024年02月27日

こんにちは、看護師の石井です🐱

今回の野崎さんセミナーでは、前回に引き続き来年度の教育係が対象となり教育をする上で今までを振り返りました。

自分が入社した時を思い出して、悩んだこと、困ったことを振り返りました。同じような意見でまず分からないことがわからない、出来ることに限りがあるから役に立ててるのかなどは共通の意見でした。1年目の時に感じていたとしても、2~3年たった今成長はできているし、そこまで不安に感じなくても良かったと思えるようになりました。やはり入社したばかりだとネガティブに考えてしまうのも無理はないなというのと、そう思わせてしまう事がないように先回りをした声掛け、この職の魅力を伝えられるように出来たらいいなと思います。

 

去年に引き続き教育係として関われるので、去年より広い視野、サポートに回り、入社してくるスタッフの不安や教育係のスタッフの負担、不安を軽減できるようにしたいと思います。

救急セミナー

2024年02月21日

こんにちは、獣医師の江木です。

今日は救急セミナーで、膿胸と低Na血症の原因の考え方について学びました。

 

膿胸は胸腔に微生物が入り炎症を起こすことで膿が溜まる状態で、原因には、猫が喧嘩で噛まれる外傷によるものが多いと言われています。しかし実際は、外傷による膿胸の猫は全体の15%しか占めておらず、肺炎や異物混入、原因不明のことも多いとのことでした。

 

低Na血症は様々な原因で起こりますが、Naが低値の時は血漿浸透圧、尿浸透圧、循環血液量について考えることが重要です。

今回は水中毒による低Na血症の症例から、診断方法を学びました。

救急症例はより早い診断と治療開始が大切になることが多いため、今後も様々な症例から診断方法を学んでいきたいと思います。

リハビリセミナー🦴

2024年02月16日

こんにちは、看護師の石井です🐱

先日リハビリ専門医の小笠原先生のセミナーを受講しました!

今回は膝の関節包へのアプローチを教わりました。大腿骨と脛骨の関節を包む膜であり、関節の動きがスムーズになるように潤滑液の働きをする関節液が内部にはあります。

関節炎などになると関節が腫れたり、原因特定の為に関節液を取ったりすることがあります。

どのような位置にあるのか、触り方膝周囲のマッサージの仕方を実際に触りながら出来たのでとてもわかりやすかったです。

じゅりちゃんにも協力してもらいました!

 

子犬子猫の教育アドバイザー🐈🐾

2024年02月04日

こんにちは、看護師の泉山です!

先日、こいぬこねこの教育アドバイザー養成講座を受けました。
今回は子猫を飼うために知っておくべき2つの内容についてご紹介します🐱

 

1つは猫の選び方です。見た目が細長くベンガルなどの種類は活発的でThe猫のようなツンデレな性格の子が多く、顔が丸い子は穏やかな性格で甘えんぼさんが多い傾向があります。

ケアに関しては、長毛種はこまめなブラッシングが必要で小さい時から慣らしていくことが大切です。その他に毛が抜けやすい体質の子などもいます。

品種別の好発生疾患もあります。スコティッシュフォールドは骨軟骨異形成症やメインクーンは肥大型心筋症、ペルシャは多発性嚢胞腎などが挙げられます。

 

2つ目は子猫のニーズを満たして、信頼関係を築いていきます!

完全に室内で飼うのか、外出させるのかというところは飼い主さんの自由です。どちらもメリットとデメリットはありますが、外に出ることで周囲の人に迷惑がかかったり、猫自身に危険が及ぶことを考慮した上で室内で飼うことをおすすめします🐾

室内で幸せに長生きするために、猫の習性を知りニーズを満たしていくことが重要です!狩りが得意な猫には、上下運動ができる場所(キャットタワーなど)を作ったり、猫じゃらしで遊んだりと一緒に楽しんでみましょう!

食事では子猫の間に様々な風味や食感のフードをあげて慣れさせます。缶詰やドライフード、チキン味やフィッシュ味などレパートリーを増やしていくことで大人になってから食に困ることはないかと思います。また、食事の時間も捕食行動を満たすことができます!ドライフードを少しずつ色んな所に投げることで、それを取って食べるという捕食行動が満たされ、更に飼い主さんとの関係性やコミュニケーションを築けます。

 

 

子猫を迎えるときは、ぜひ今回の内容を思い出してみてください!🐈💕

インプルーブ 歯科セミナー

2024年02月04日

こんにちは、獣医医師の森本です。

先日、大阪で行われた歯科セミナーに参加させていただきました🦷

今回も海外の歯科専門の先生から様々なことを教えていただきました。

今回のセミナーの内容は「歯内治療」、「歯科矯正」、「歯冠治療」などてんこ盛りでした❗️

具体的には歯が折れてしまった動物の歯を抜歯をせずに歯の上にレジンや金属などの被せ物して修復する治療や噛み合わせの悪い動物にゴムのチェーンやワイヤーなどの器具を使用して歯並びを修正する治療などを学んできました

治療に用いる器具は人の歯科用の物を使用しており、普段あまり使用することのない物なので取り扱いや特性の把握にとても苦労しました💦

今回で大阪で開催される歯科セミナーも最終回となり、これまでに学んだことを復習して、ご家族の皆さんに提供できるように精進していこうと思います💪

CT研究会セミナー

2024年02月02日

こんばんは、Dr.スゴウです。

先日、CT研究会が定期的に開催しているセミナーを受講しました。

今回はCTの最先端と脂肪を含む病変についてのセミナーでした。

CTの最先端では新しい検出器を用いたフォトンカウンティングCTについて学びました。

通常のCTは物体に照射したX線を光信号に変換し、それを電子信号に変化させてX線の検出を行なっています。

そのため途中でエネルギーのロスが出るなどの問題点があります。

フォトンカウンティングCTはX線と同時に出るフォトンという物質を半導体でできた新しい検出器を用いてX線のエネルギーをそのまま電気信号に変換することができるCTです。

現在は大学と提携して実用化に向けて日々研究を行なっているとのことでした。

フォトンカウンティングCTが実用化すれば撮影した画像が現在のものよりはるかに優れたものになり、被ばく量も減少すると言われています。

今の時代の技術の進歩にビックリした勉強会でした!

リハビリセミナー

2024年02月02日

こんにちは、看護師の松下です🐝

先日小笠原先生のリハビリセミナーを受講しました。今回は痛みに対してのリハビリでのケアについて学びました。

痛みの原因には様々ありますが、リハビリでケアできるものとして筋肉の張りや凝り、関節の萎縮などがあります。

リハビリでは歩いている様子や実際に触ってみて痛い部分を見つけます。その痛みのな原因が何であるかによってリハビリの内容を決定していきます。例えば筋肉が凝り固まっている場合はストレッチや近赤外線によるビーム治療などがあります。また関節の萎縮がある場合はビームや関節運動(ねじったり、回したり)を行います。

リハビリでは痛みのケアが第一のステップなのでとても重要です。今回は痛みについて細かく知れてとても勉強になりました。