こんにちは☀️看護師の田村です!
先日、しつけインストラクターの岡田先生によるセミナーを受講させていただきました🐶
今回のテーマは「吠え🐕」です。
ワンちゃんにとっての吠えの行動は、その歴史上で強化されてきている犬種も多くいます。
吠える原因は様々で、何かを要求した時、興奮した時、警戒した時、退屈に感じた時、不安を感じた時などがあります。
元々ワンちゃんは吠える動物であること、その吠えを全く無くすことは難しくコントロールしていくことを目標にしていくのが良いと考えられています。
犬種によっても吠えやすさや特性が異なります。
・小型愛玩犬(トイプードル・ヨークシャテリア・マルチーズ・ポメラニアン・チワワなど)
ベルドッグとしての歴史があり、少しの刺激や物音に対して激しく吠える習性があります。この犬種で多く見られるのがインターホンや電話などの物音への吠えです。また、お留守番をしたり、人と離れるような場面で不安に感じて吠えが出やすくなります。
・牧羊犬・牧畜犬(ボーダーコリー・シェルティ・コーギーなど)
羊などの家畜を追いかけて特定の場所に移動させる仕事を目的とした犬種で、動くものを追う行動が強く出ます。動くものを見つけた時に興奮して吠えやすくなります。(自動車・バイク・掃除機など)
・セントハウンド(ダックス・ビーグルなど)
獲物を見つけ、吠えて猟師さんに知らせることを仕事としてきた歴史があります。ダックスは穴の中に潜り込んで吠えて知らせる、ビーグルは森の中でも届くような声を目的としているので体のサイズのわりに太い声をしているように感じる方も多くいるのではないでしょうか。1回吠え始めるとその目的を達成するまで吠え続けるのが特徴です。
・テリア・シュナウザー(ジャックラッセルテリア・ミニチュアシュナウザーなど)
とてもテンションが高く、興奮による吠えが特に出やすくなります。興奮度がなかなか下がらず、吠えが止まらなくことが多くなる特徴があります。
犬種によって様々な特徴があり、吠えることが仕事になってる犬種も多くいるので吠える動物だと言うことを前提に対策していくことが大切です。吠えに対して叱るのではなく「何をしたら吠えないですむか」を考えて実行することが必要になります。ワンちゃんと暮らす上で多い相談の一つでもあるので、私たちも一頭一頭の行動を理解し適切なアドバイスできるよう努めていきたいと思います。