セミナー参加報告

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画像診断セミナー

2025年07月02日

こんにちは!獣医師の山野です!
先日X線検査の撮り方について実習を受けました✨️

X線とは、体の中の骨や臓器を写す検査のことです。
X線を撮るといっても場所により様々な撮り方があります👀
動物で1番多く撮るのは胸や腹のX線検査です。
胸を撮る時は心臓と肺をしっかり見たいので、前足をしっかり引っ張って胸に被らないようにして撮ります。この時背が曲がっていると左右対称にならないので前と後ろを引っ張り合うようにして撮影すると正確なX線写真が撮れます📸
また、腹の時は、後ろ足をしっかり引っ張って被らないようにします。このとき骨盤を揃えるようにして撮影すると綺麗に撮れます✨

しっかり綺麗に撮れた写真は正確な評価が出来るので診断に直結します🤩
正確なレントゲン写真が撮れるように頑張ります💪

フード学セミナー

2025年07月02日

こんにちは!看護スタッフの山口です。
今日はペットフード学第3回を受講しました。
手作り食と療法食について学びました。
手作り食をしている方は全体の約5%(犬)、約1.1%(猫)しかいません。しかし、手作り食に興味のある飼い主様は70〜80%ほどいらっしゃいます。ペットフードのメリットは利便性、一貫性、コストに優れていますが手作り食ではペットに愛情表現ができる、不安からの解放、罪悪感からの解放などのメリットがあります。手作り食では栄養がしっかり取れているかなどではかなり難しいところです。もしチャレンジしてみたい方がいらっしゃれば日本食品標準成分表(八訂)と、AAFCOを参考にして栄養バランスを気にして作ってあげてください!
ペットフードでは国が決めたペットフード安全法という仕組みがあるためほとんどが安全で栄養も充分になっています!中には添加物が怖いという方もいますが実際に添加物が添加されないとヒトにおける食品危害の危険ランクでは食品媒介性疾患の相対的リスクが最も高くなり、添加物に関連したリスクの約10万倍となることが明らかになっているため無添加にするのも考える必要があるなと感じました。
日本の療法食では栄養基準は存在せず、また市販製品をチェックする体制も整備されていないが獣医さんたちが効果あると決めて病院で使い始めてやっと療法食として認められるのが日本です。療法食とは栄養成分の量や比率が調整され、特定の疾病又は健康状態にあるペットの栄養学的サポートを目的に獣医医療において獣医師の指導のもとで、食餌管理に使用されることを意図したペットフードであります。
ペットフード、療法食、手作り食など現在たくさんの商品などがあります。そのため種類が多すぎてわからない場合や代替になるものなど提案できるかもしれないためわからないことなどがあれば遠慮なく聞いてください!私たちも気軽に聞いてもらえるような雰囲気作りや勉強を日々していきます!