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流行り病?

2021年10月29日

こんばんは、Dr.スゴウです。秋も深まりだんだんと冬が近づいてきましたね。

最近、子宮蓄膿症で来院するワンちゃんが増えています。症状は様々ですが、未避妊の女の子で発情(ヒート)から1、2ヶ月後の食欲低下、吐き気、下痢、多飲多尿がある場合はこの病気の場合があります。さらに重篤な子は低体温、低血圧でグッタリして来院する事もあります。

急激に悪化し、亡くなってしまう事も多い病気です。

子宮内の細菌が増殖する事が病気の原因ですが、抗生物質の投与では改善する可能性は低く、基本的には手術で子宮と卵巣を取る事が最も救命率が高い治療です。

吐き気や下痢はよく見る症状ですが子宮蓄膿症などの重篤な病気のサインの場合もあるので早めの来院をお勧め致します。