セミナー参加報告

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リハビリセミナー

2024年05月24日

こんにちは!看護師の田村です。
リハビリ外来でお越しいただいている小笠原先生のセミナーに参加させていただきました。
今回は整形外科の術後のリハビリテーションの術後急性期についてです。
術後急性期に考えるポイントとして動物看護とリハビリの概念から考えていきます。
・ゆっくり休めているか→床剤(床)にクッション性があり落ち着いて過ごせているか
・痛みを感じていないか→食欲はあるか、触ろうとした時の警戒心は無いか
・快適に過ごせているか→エリザベスカラーを付けることに慣れているか。それによって食事や水のとりにくさは無いか
・衛生管理ができているか→排泄物で体が汚れていないか
・栄養管理ができているか→栄養が不足していると、骨や筋肉の付きが悪くなる。免疫力低下により感染症を起こしやすくなる
・退院時の目標に到達できているか
以上のようなポイントを踏まえて術後急性期の管理をしていきます。
またリハビリテーションには、取り組む上での目標設定・治療設計・評価をしながら行っていきます。
評価の内の一つになる日常生活動作の評価があります。日常生活動作とは、寝る・食べる・排泄・散歩・遊び・整容の事を言います。それぞれの項目で普段どのように行っていたかを把握しておくことでリハビリテーション時の評価に繋がります。
ご自宅でもどのように動作しているかを観察しておくことでリハビリテーションが必要になったときに比べるポイントとなります。
今後の術後急性期の管理として、上記の項目を見直しながら活かしていきたいと思います。