セミナー参加報告

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循環器セミナー

2020年11月14日

こんにちは、獣医師のあさぬまです。

新型コロナウイルス感染症の患者さんがまた増えてきたようです。

冬になって乾燥してくると、ウイルスなどの感染症はどうしても増えがちになりますね💦

こんな時こそ基本に立ち返り、「手洗い」「換気/加湿」「十分な休息」です❕

 

さて、先日院内で循環器のセミナーが行われました。

今回のテーマは「先天性短絡疾患」。

短絡…聞きなじみのないことばかもしれませんが、簡単に言うと、

本来つながってはいけないところがつながってしまい、異常な血液の流れができることです。

『つながってはいけないところ』と言いましたが、厳密には『ふさがらなければいけないところ』です。

心臓は胎児の体が作られる過程で、もともとあった穴をふさいで、心臓を完成させます。

このとき穴がうまくふさがらないと、病気になってしまいます。

基本的には若い子の病気なので、1歳前後までに心臓病と診断された場合や、雑音があると診断された場合は、

先天性の心臓病かもしれません。

その場合、手術で完治出来ることもあるので、ぜひお気軽にご相談ください✨

未来✖︎幸せフォーラム

2020年11月14日

こんにちは、Dr.スゴウです。先日、院長、浅沼、田村と一緒に未来✖︎幸せフォーラムを受講しました。

今回はトヨタカローラ秋田さんの伊藤会長とスコラコンサルタント柴田昌治さんとの対談で「考える社員が未来を作る!」というテーマでの対談でした。

トヨタカローラ秋田さん、数十年前は典型的なトップダウン型の会社で会長のいう事が絶対で、誰も意見を言えない。売上至上主義で売上を上げているスタッフのみが評価される会社だったとのことでした。社員からは恐れられ、辞めるスタッフも多かったとのことです。

その経営を行っていたら社員は幸せになれず、会社の成長も望めないと思い現場のことは社員に考えてもらい、いかにしてお客様に喜んで貰えるかを念頭に置いた経営に方針転換をしました。

その結果、スタッフが毎週ミーティングを行い、上下関係なく意見交換を行う様になりそこから生まれた様々なアイデアを活用して地元の人が集まる様な雰囲気の良いお店に生まれ変わったとのことでした。

今回の話で印象に残ったのは伊藤会長の信念は以前から変わらず「スタッフが家族や仲間に自慢できる様な良い会社を作りたい」でした。

改革以前は会長の信念がスタッフに浸透する事がスムーズに行かず会長と現場スタッフの考えに大きな溝があったとのことでした。信念は同じでもやり方ひとつ、人への接し方ひとつでいかに会社が変わるかを聞いてスタッフに信頼され安心して働ける職場作りがいかに大切かを改めて感じました。

今後はより一層この事を意識して仕事に臨みたいと思います。

 

接遇セミナー👩🏻‍💼

2020年11月14日

こんにちは!看護師の藤崎です!

 

毎月スタッフ全員で受講している、接遇セミナー。

今回は『ハラスメント』についての内容でした。

 

パワハラ・セクハラ・マタハラなど聞いた事がある方は多いと思います。

ハラスメントには約30種類、最近は約50種類あるのではと言われているそうです。

暴力はもちろん、いじめのような悪質なハラスメントは身体だけでなく心も壊していきます。

 

どんな時でも自分の発言ひとつで、相手に不快感を与えたり、周りからの信頼を簡単に失ってしまいます。

自分がしたことは、良い事も悪い事も必ず自分に返ってくるものです。

 

良い獣医料・看護を提供するには、まず病院のスタッフ同士の良い関係が大切だと考えています。

当たり前のことですが、改めて自分の発言に責任をもっていきたいと感じました。

 

皮膚科セミナー

2020年11月14日

こんにちは☆看護師の金原です🌟

 

先日院内にて膚科セミナーが行われました

今回のテーマは「外耳炎」👂🏻

外耳炎は来院理由の中でも多い病気です。

 

そこで、お耳のそうじでの綿棒の使用はあまりよくないことはご存じでしたか?

わんちゃん達のお耳の構造は

人とは違い奥に進むと曲がっています。

無理に綿棒を入れてしまうと鼓膜を破ってしまったり、綿棒によって耳の通り道が炎症を起こし、通常は耳垢が奥から手前にくるはずが上手く機能されなくなってしまうことも💦

 

一番の方法は洗浄液を耳いっぱいに入れてくちゅくちゅ揉んであげることです!

更に効果を高めるには洗浄液を人肌38度程度に温めるといいみたいです!✨

当院では使用前に少しレンジで温めています!

 

ぜひ試してみてください💁🏻‍♀️

整形外科セミナー

2020年11月12日

こんにちは、獣医師の森本です。

先日、整形外科のリモートセミナーに参加しました。

今回は骨折時に使用するプレートについての講義でした。

プレートというと骨の上において固定するイメージを持たれる方もいますが、それだけではなく骨同士を圧迫するためにプレートに入れるスクリューの種類をかえたり、プレートを折れている骨に対して曲げたりするなど、細かいところの調整をすることでより骨折が治りやすくするための工夫があることを論理的に学ぶことができました。また、骨折の手術のデモンストレーションでは専門の先生方より、教科書には書いてない細部の注意点を学ぶことができたのは大いに身になったと思いました。

院内眼科セミナー👁

2020年11月09日

こんにちは、獣医師の松井です。

先日、院内で眼科セミナー👀がありました。テーマは『眼瞼の疾患』です。眼瞼つまり、まぶたですがわんちゃん達で多いのは、

①まつ毛の生え方に問題

②まぶにデキモノ

③炎症🔥でまぶたが腫れる

などです。うちひとつを取り上げると、まぶたの炎症ですが、眼瞼炎には細菌、真菌、寄生虫、免疫介在性などが原因に挙げられます。初診時で原因特定は困難です。腫れる箇所が複数ある場合は免疫が絡む可能性がありますが、確実ではありません。そうした場合は治療的に見ていくことも多々あります。中には他の疾患が合併することもあって治療が大変だったりもします💦

シニアケア講座

2020年11月06日

 

皆様こんにちは。看護師の柴田です。

先日、シニアケア講座に参加させて頂きました。

初回は「老化に伴う行動の変化」でした。

その中で「認知症(痴呆症)、認知機能不全症候群」について多く学びました。

人の認知症は「中枢神経変性疾患」(アルツハイマー病など)と「血管性認知症」(脳梗塞などが原因)に大別されますが、実は犬猫はまだまだ研究途中でどこの部位に障害が起きてるのか、はっきりわからないそうです。

ですが犬猫にも認知症はあり、11歳頃から発現し、加齢によって増加します。

症状としては

知ってる場所なのに迷う、壁の前でぼんやりしてる、飼い主に甘えなくなる、又は不安になる、攻撃的になる、昼によく寝て夜寝ない、トイレの場所を間違える、オスワリなどの合図に従わなくなる、落ち着きがなくなる、徘徊、食欲の増加あるいは減少、、、様々です。

もしご自宅の子でこのような症状が数個当てはまる方はご相談ください。

また、遊びや簡単なトレーニングで刺激するのも効果があります。

嗅覚を使った遊びや、オスワリなどの合図のトレーニング、できるものならなんでもいいです。

ただ、

☆体に負担がないもの

☆時間は短く

トレーニングでも遊びでも出来たら沢山褒めてあげましょう

できるだけ進行を抑止し、生活の質を維持してあげることが大事です。