循環器セミナー
2020年11月14日
こんにちは、獣医師のあさぬまです。
新型コロナウイルス感染症の患者さんがまた増えてきたようです。
冬になって乾燥してくると、ウイルスなどの感染症はどうしても増えがちになりますね💦
こんな時こそ基本に立ち返り、「手洗い」「換気/加湿」「十分な休息」です❕
さて、先日院内で循環器のセミナーが行われました。
今回のテーマは「先天性短絡疾患」。
短絡…聞きなじみのないことばかもしれませんが、簡単に言うと、
本来つながってはいけないところがつながってしまい、異常な血液の流れができることです。
『つながってはいけないところ』と言いましたが、厳密には『ふさがらなければいけないところ』です。
心臓は胎児の体が作られる過程で、もともとあった穴をふさいで、心臓を完成させます。
このとき穴がうまくふさがらないと、病気になってしまいます。
基本的には若い子の病気なので、1歳前後までに心臓病と診断された場合や、雑音があると診断された場合は、
先天性の心臓病かもしれません。
その場合、手術で完治出来ることもあるので、ぜひお気軽にご相談ください✨