セミナー参加報告

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VOA整形外科セミナー🦴

2021年10月14日

こんにちは、獣医師のあさぬまです。

 

先日、VOAという整形外科グループのセミナーに参加してきました。

毎回異なるテーマでのセミナーですが、今回のテーマは「膝蓋骨脱臼」でした。

膝蓋骨脱臼は犬の整形外科疾患で非常によく遭遇する疾患です。

主に成長期で症状が出るため、2歳未満で症状が認められることが多いです。

一般的な症状は、

・遊んでいると急にケンケンする

・症状は一過性で、しばらくすると足をつくことができる

などです。

膝蓋骨脱臼は一般的にグレード1~4に分類されますが、

実はグレードは、あくまで外れやすさであり、手術適応の判断ではありません。

手術が必要かどうかは、症状の有無が大切です。

グレード1でも症状がある場合は、手術した方が良いですが、

グレード3でも症状がない場合は、手術は必須ではないかもしれません。

膝蓋骨脱臼は、骨の構造の異常により生じる病気なので、

サポーターや、リハビリ、体重制限だけで症状や病気を完治させることはできません。

症状がある場合は、手術が必要です!

 

しかし、同じ膝蓋骨脱臼だとしても、手術が難しい症例や、実は他の病気が合併している症例では

必ずしも手術が行えるわけではありません。

今回のセミナーで、手術のポイントや、手術が難しいと判断するポイントなどを多く学びました。

より適切に説明ができるように頑張りたいと思います!

内科セミナー

2021年10月11日

こんにちは🌞

獣医師の石井です!

 

先日、院内で内科セミナーが行われました。

今回のテーマは、肝臓でした!

肝臓の病気は、中毒や感染症、変性、炎症、腫瘍など様々な原因で起こります。

症状としては、元気や食欲がなくなったり、吐いてしまったり、他の病気でも見られることが多いため、症状だけで診断するのは難しいです。

そのため、飼い主さんから詳しくお話を聞いたり、検査をしていくことが必要です。

検査は、血液検査やレントゲン、超音波検査が一般的に行われます。

血液検査では、肝臓の酵素や肝臓の機能を評価しますが、肝臓の酵素の数値は、肝臓以外の病気でも数値が上がるため注意が必要です。

画像検査では、肝臓以外の病気がないか、肝臓の大きさや色に問題ないか、胆嚢や胆管に問題ないかどうかなどを調べていきます。

 

肝臓の病気は症状がわかりにくいため、診断するのが難しいことも、多いのでしっかり診断、治療できるように勉強したいと思います。

 

 

新人接遇研修

2021年10月07日

こんにちは、看護師の松下です!

先日、新人接遇研修を受けました。内容は4月に受けた研修の振り返りと、カードを用いた性格診断でした。

入社して半年が経ち、できるようになった事もありますが、まだまだ不足している部分もあり、この半年を見つめ直すいい機会になりました。

性格診断では自分がどんな傾向の性格か知ることができました。1人の人でもいろんな面があったり、他の人の意外な一面を知ることができたりして面白かったです。

これからも初心を忘れずに日々進歩できるよう頑張りたいです。

臨床病理ゼミ

2021年10月05日

こんにちは!獣医師の市川です!

本日は石田卓也先生の臨床病理ゼミに参加して参りました。

今回初めての発表で緊張しましたが、これから徐々に慣れていけるよう頑張りたいです!

塗抹標本中の細胞を見るだけで体の変化がいつから起きたのか知ることができるのは本当に凄いと思いましたし、自分ももっと知識をつけて診察に活かせるよう頑張っていきたいです。

CTセミナー

2021年10月01日

こんにちは!獣医師の市川です!

今回は嶋崎先生のC Tセミナーに参加しました!

テーマは「肝臓・胆嚢・胆管」で、CT検査の際見られる細かい画像の変化について学びました!

肝臓は腫瘍や炎症などによって様々な変化を起こしますし、胆嚢も大きさの変化やその中の胆汁の性質に多くの変化が生じます!

細かい変化を見逃さないようなポイントを教わったので、今後の診察に活かしていければと思います!