セミナー参加報告

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椎間板ヘルニア&椎体固定実習

2022年10月15日

こんにちは。獣医師の江木です。

先日椎間板ヘルニアと椎体固定の実習に参加してきました。

実際の手術動画と講義を受けイメージしたうえで、腰椎の模型を用い実際使用する手術器具で腰部椎間板ヘルニアの手術方法を学びました。

実際の手術では筋肉の萎縮を最小限にするため切開創を可能な限り小さくしなければならず、椎骨のほんの一部分しか見えない状態でドリルを使って椎体に小さな穴をあけます🦴

そのため、手術を見ているだけでは椎体のどの部分をどれくらい削っているのか把握しにくいのです!

しかし、今回の実習では皮膚や筋肉神経など周辺のものがない模型の椎骨のみへのアプローチを考えればよかったので、とてもシンプルでした。

どの手術においても、流れを知るのは大切ですが、皮膚、筋肉、骨、神経、血管などの構造と分布を知るため、別々に考えてみることも大切だなと感じました!

教科書だけでなく模型をしっかり見てイメージトレーニングしてみたいと思います🌟

リハビリセミナー

2022年10月14日

こんばんは、看護師の野手です。

先日、リハビリ専門外来の小笠原先生によるシニアセミナーを受講させていただきました。
今回は効率よく筋肉をつけるためのタンパク質の摂取の仕方についてでした。
筋肉合成のしやすさは、年齢や体重によっても変わってきます。
高齢の子は若い子に比べて、より多くのタンパク質を取らないと筋肉の合成ができないそうです。
体重に関しては少ない子のほうが少ないタンパク質で筋肉の合成ができるそうです。
タンパク質サプリ選びのポイントは、
ホエイ、カゼイン、ソイという名前のタンパク質が原料のサプリです。
ホエイはアミノ酸が豊富で、消化がよく素早く腸から吸収されます。そのため、筋トレ直後に摂取すると効率よく筋肉の合成がされます。
カゼインはスロータンパク質と呼ばれ、消化吸収に時間がかかります。トレーニングをして、夕飯を食べて、寝る直前に摂取するとゆっくりと吸収されるので寝ている間にもタンパク質が合成されます!
ソイは大豆植物性のタンパク質で、抗酸化作用や抗炎症作用があります。
最後に、タンパク質を過剰摂取すると腎臓に負担がかかってしまいます。
健康で腎臓に問題がない子であればそんなにきにすることはないそうですが、高齢で腎疾患がある子は気をつけた方がいいそうです。
赤身のお肉は腎臓に負荷がかかりやすいそうです。白身肉(鶏肉など)は負荷もかかりにくく、タンパク質も豊富なのでオススメです!

当院では、効率よく筋肉がつくサプリメントの筋トレわんわん・にゃんにゃんを取り扱っております!高齢でご褒美のおやつに悩まれてる方いらっしゃいましたらぜひお試しください💪


こいぬこねこの教育アドバイザー①

2022年10月09日

こんにちは!看護師の柿崎です✨

先日JAHAさん主催の「こいぬこねこの教育アドバイザー養成講座」を受講させて頂きました。

初回の内容としては、人と動物(飼い主様とペット)が良い関係を築き幸せに暮らせる為に病院として我々スタッフとして何をすべきかだったり、これからの動物病院の在り方など…

改めて動物看護師として何をすべきか考えるきっかけになりとても勉強になりました。私に何が出来るのかこれからもっと勉強していきながら考えていこうと思います!

整形セミナー

2022年10月09日

こんにちは!獣医師の市川です!

今回は整形セミナーに参加しました。

今回のテーマは「身体検査の基礎」ということで、整形疾患を診断治療する上で最も大事な触診の流れを学びました。

骨折、脱臼といった整形疾患に対してすぐに筋肉や骨格の異常を疑って触診しがちになりますが、整形疾患は神経疾患や内分泌疾患、腫瘍など他の疾患と密接な関係にあるため、全身の身体検査が大切になってきます。

その上で頭から尾に至るまでどのような点に気をつけて検査を実施するのかそのポイントを学びました。

すぐに実践できそうな情報ばかりだったので、早速明日からの診察に活かしていきたいと思います。

接遇セミナー

2022年10月08日

こんにちは!看護師のなわいです!

 

先日、新人8名で接遇セミナーを受講しました。

 

内容は、4月当初にうちたてた目標の振り返りやアンガーマネジメント(怒りのコントロール)について勉強しました✏️

 

自分のたてた目標がどの程度達成出来たか、また達成出来なかった部分はどう改善していくなど改めて意識していく事が大切だと思いました😅

そして今回、「アンガーマネジメント診断」を行い、自分の怒りの傾向やクセを知ることが出来ました。

 

同期全員でそれぞれの怒りのポイントや長所を共有することが出来たので、今後お互いに無理なく仕事ができるよう心がけていきたいです💪

研修医セミナー

2022年10月04日

こんにちは!獣医師の久米です。

先日は研修医セミナーの血液化学検査(肝疾患編)を受けました!

今回のセミナーでは血液化学検査で異常値が出た時にどのようにして考えていくのかをマインドマップ方式で教えていただきました!

マインドマップで追っていく方法は文章で読み込むよりも頭の中に入りやすく、とても良い方法だなと感じました。また、ベテランの先生がどのようにして血液科学検査の異常値を読み頭の中を整理していくのかを知ることができとても勉強になりました!

まだまだ異常値が出た時にどう読んだらいいのかわからない、難しいなと感じる場面が多いですが、自分なりにどう頭の中を整理していったらいいのかマインドマップ方式を利用してできるようにしていきたいと思います!

CTセミナー📷✨

2022年10月02日

こんにちは!獣医師の山野です。先日CTセミナー第3回目を受講しました!

今回はCT撮影の手順について、人形を使って実際にCTを撮影しながら教わりました。

当院にあるCTは人用のものであり、撮影方法も人と同じです🤔

CT撮影は、ベッドの上にあおむけになった姿勢で行います。検査の際はベッドが自動で動き、トンネル状の装置の中に入ります。レントゲン検査でも超音波検査でも見つけられないような小さな病変を見つけるためには、まずは正確なポジショニングで撮影しなければなりません😤動物には麻酔で眠ってもらった状態で、背骨を真っ直ぐにして、できる限り左右対称になるように調節します。

CT検査は、X線を使って行います。体の周囲からX線をあてて、体の中の吸収率の違いをコンピューターで処理し、体の断面を画像にします。断面にする画像の厚みやX線の当てる強さなどの設定は、撮影する部位や動物の体の大きさ応じて適切に決めています🧐

当院のCT検査では、基本的に造影剤なしと造影ありの2パターンで撮影します。単純CTで区別がつかない病変でも,造影剤を使用することによって、明確に描出され、より正確に診断することが可能となります✨️

CT撮影は10-20分ほどで終了します。撮影後にそのまま病巣の生検を行うこともあります😮

今回は人形を使った模擬的な撮影実習でしたが、実際は動物の麻酔管理をしながら限られた時間の中で撮影条件などを瞬時に決めなければなりません😨 まだまだ慣れないことも多いですが早く撮影をマスターできるように頑張ります🔥