セミナー参加報告

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麻酔学校第2回

2024年07月31日

こんにちは!看護師の前寺です🌼
先日、石塚先生によるペピイ麻酔セミナーに参加させて頂きました。
術前検査で行う血液検査について詳しく学びました。
血液検査では貧血の数値や腎臓、肝臓、ミネラルバランス、凝固などを調べます。特に大事なのは、貧血の数値がわかるヘマトクリット値(血液中に赤血球が占める割合)とヘモグロビン(赤血球に含まれるタンパク質であり酸素を運搬する)、血糖値(グルコース)です。この3つの数値は、手術中に1番起こりやすい合併症である「低血圧」に関与します。
血圧を維持するためにはグルコースが関係しています。グルコースは体のエネルギー源となるATPの作成を担っています。低血糖になると身体はできるだけエネルギーを消費しなくて済むように、心臓から送り出す血液量を少なくしようと働きます。 そのため、血圧が低くなってしまいます。
また、貧血になっている(血液内のヘモグロビンが少ない)と酸素を運ぶことができず、血圧が維持出来ていたとしても意味がなくなってしまいます…
貧血や低血糖があると麻酔リスクが格段に上がってしまうのです。
より安全な麻酔管理を実現できるようこれからも頑張ります✊🏻 ̖́-‬

口腔外科セミナー

2024年07月31日

こんにちは、獣医師の江木です。

先日口腔外科セミナーに参加しました。

口腔疾患の問診のとり方、触診・視診の仕方、歯科用レントゲンでの撮影方法など、診断できるようになるには欠かせないテクニックや押さえておくべきポイントを学びました。

 

歯周疾患を患っている犬猫は多い一方、嫌がってしまって診断が容易にはできないこともありますが、今回のセミナーで診るべきポイントがしっかりと分かったため、これからの診察に生かしていきたいと思います!

 

次回は歯科用レントゲンのつづきです。機械を活用できるようになるためにまずは知識を得ていきたいと思います。

 

野崎さんセミナー

2024年07月29日

こんにちは、看護スタッフ金です。

 

先日野崎さんセミナーに参加しました!

今回は2回目の1年目のスタッフだけのセミナーでした。

 

自分がどんな人に教わりたいか、どのような人だったら教えたい!と思うかを考え、教わる姿勢を高めるということを教わりました。

また、自分の仕事論についても考えました。

自分はなぜ仕事をしているか、自分にとって仕事は何か、仕事をしていてどのような時に嬉しいと感じるかを今まで考えたことがあまりなかったので、これからの仕事する上で考えて行動していきたいと思いました。

 

これから自分でなおしていく所や伸ばしていく所が明確になり4月からこれまでの振り返りをすることができたので、これからも頑張りたいと思います!🔥

 

しつけセミナー

2024年07月27日

こんにちは看護スタッフの菅野です。

しつけセミナーを受講しました。

今回はお散歩デビュー編拾い食いの回でした。

飼い主様からもよく相談わ受ける事が多い拾い食い。

どんな事に気をつけて散歩をすればいいか、リードやハーネスを選ぶポイント、歩き方などを学びました。

毎日のお散歩をストレス無く楽しく行くためのアドバイスが出来るようにこれからも勉強して行こうと思います。

 

リハビリセミナー

2024年07月26日

こんにちは!
看護スタッフの榎澤です🍀
今回のリハビリセミナーは筋トレ後のタンパク質の摂取の大切さについて学びました。
人でもトレーニング後タンパク質を取って体を作る方がいるかと思いますが、ワンちゃんも同様でリハビリをした後栄養を摂取することで筋肉を作っていきます。
ゴールデンタイムと言われているのは運動後1~2時間です。

筋肉は運動し栄養を与え続けるとムキムキに成長していきます。それを程々に制御してくれる『ミオスタチン』因子があります。このミオスタチンが少なくなることで筋肉を効率よく増やしていく事ができます。

ミオスタチンを抑制する因子『HMB』とは必須アミノ酸の一種であるロイシンから体内で合成される物質です。
ナマズやグレープフルーツに含まれています。
リハビリではHMBを使うことで整形外科症例の術後の筋タンパク質分解の抑制を維持したり、リハビリでの筋タンパク質合成の促進、シニア期の活動低下での筋肉の分解を防止する役割で使用することがあります。

リハビリ後にタンパク質を摂取することは術後筋肉をつけるために大切になります。
HMBを摂取するためにサプリメントも販売されています。気になる方は探してみてください😊

皮膚科セミナー

2024年07月25日

こんにちは、獣医師の今井です。

先日、皮膚科セミナーを受講させていただきました。今回は初回で、皮膚を診ていく上で重要となる“疾患群”の考え方について学びました🔍皮膚疾患の原因をざっくりと分類すると、感染症、皮膚炎、先天的要因(生まれながらの体質)、精神的要因、内分泌疾患、外傷、腫瘍、自己免疫疾患に分けられます。
皮膚を診察する時にはご家族からの問診やその子の品種、年齢などの情報、そして実際に動物の身体検査を行って病変の分布・色・形から疾患を絞り込んでいくことが求められます。

湿度が高く蒸し暑いこの季節には、毎年決まって皮膚トラブルに悩むという動物も多く来院されます💧気になる症状があればぜひご相談ください!

超音波セミナー

2024年07月24日

こんにちは。動物看護師の石毛です。

 

動物看護師向けの超音波セミナーを受講させていただきました!

今回は初回だったので超音波仕組みや、機械のモードの説明などでした。

獣医師が超音波検査を行い、看護師は保定をすることが多いのですが、見慣れるまではただの白黒画像を見てるようでちんぷんかんぷんでした(;_;)笑

このセミナーを通して直接超音波検査を行うことはないですが、検査の理解を深めてより良い検査補助が出来るようなり少しでも動物たちの負担が減らせたら良いなと思っています😊

 

動物看護師リーダー研修会

2024年07月18日

先日、千葉seaside動物医療センターで行われた動物看護師教育担当者が集まるミーティングに参加させていただきました。

 

内容は動物病院における教育についてで、ミニゲームやディスカッション、自分のつとめる病院紹介などを行いました!

 

いままで他の動物病院の方とお話する機会が少なかったこともあり凄く緊張しましたが、同じ教育担当としてどのようなことで悩み、解決または対策しているのか、また自分の悩みを相談する機会にもなり、とても勉強になった研修会でした!

 

実際にこんな場面だったらどうアドバイスするか?というケーススタディでは、私では思いつかなかったアプローチ方法や実際に院内で行っているルーティーンなどを教えていただきもっと広い視野で物事を捉える必要があることが分かりました!

 

今回の学びを生かし、教育担当としてしっかりと努めてまいります💪

千葉seaside医療センター 待合室です!物が少なくきちんと整頓されておりとっても美しかったです✨

しつけ方セミナー

2024年07月15日

こんにちは。看護師の難波です。

先日しつけ方セミナーを受講しました。

 

それぞれの犬種ごとの原産や背景、目的からどういう犬なのかというのを学びました。例えばコリー犬は牧羊・牧畜犬として活躍していた犬です。そのため体力が他の犬に比べてもかなり高いです。
一般家庭で体力を消費するには、頭・心・体力の3つを使うことで満たしてあげることができます。
またグレードデーンなど大型の使役犬として活躍してきた犬は、自立して生活してきたので人に頼ることを教えてあげることで一緒に暮らしやすくなっていきます。そして力と力の対決にならないよう、ご褒美を使ってあげることが大切です。

このように犬種ごとに歴史あり、犬を飼う際にはこの違いを理解し選択、飼養する必要があります。

小型犬ではベルドックとして活躍していた犬種も多いです。しかし現代では集合住宅など吠えでの悩みも沢山聞きます。

犬種の特性を理解した上で吠えの予防することで、お互いに快適に過ごせるかもしれません。

 

 

犬種を意識し、困り事を減らせるようしっかり復習したいと思います。

 

子犬子猫教育セミナー

2024年07月15日

こんにちは。看護師の難波です。
子犬子猫教育セミナーを2日間にわたって受講させていただきました。

 

今回のセミナーではワンちゃんと飼い主さんの適切なコミュニケーションから信頼関係を築くための、コミュニケーションプログラムを実践的に学びました。
人と動物間のコミュニケーションで主に使われるのが視覚(ハンドシグナル)、聴覚(声による合図)です。

 

実際にコミュニケーションの1つとして、ワンちゃんのトレーニングがあります。おすわり、ふせ、バーンなど。このトレーニングには正の強化(合図に反応すると良いことがある!)を用います。
昔はトレーニングをする上で飼い主の方が上だと教える「優位性理論(オオカミの群れに例えて考えられていた)」というのが言われていたこともあります。

ですが、現在ではオオカミと犬は別だということがわかっており、主従関係ではなく親子関係と言われています。
実際に押さえつけたり、ひっくり返したりという行動で、関係が悪化する・より強く咬むようになった事例もあります。
そのためトレーニングには罰はあまり使わず、ご褒美・良いことを用います。

特に深刻な攻撃行動の予防として挙げられるのが、
・子犬の時期に甘がみはいけないと教える
・犬と格闘しない、犬を追い詰めない
・体罰を与えない
です。

 

適切なトレーニングのアドバイスができるよ、復習し勉強していきたいと思います。