リハビリセミナー
2024年06月29日
こんにちは、看護師の石井です🐱
リハビリ専門医の小笠原先生のセミナーを受講しました。
今回は前回に引き続き、術後の管理や注意点を学びました。
整形疾患の手術で筋肉、骨を切っているので術後すぐは痛みが強くでるのでリハビリをする時は注意が必要で、痛みが取れてきたら筋力強化・姿勢改善・筋肉再教育などリハビリしていきます。
また術後3~4日間は炎症が強く起こっているのでアイシングが大切になります。20分ほど行うとアイシングの効果が最も発揮されます。ただ、長時間のアイシングは低温やけどを引き起こす事もあるので一概に長くやるのがいいとは限りません。
アイシングの効果として血管の収縮、血行減少、鎮痛、浮腫の予防と軽減などがあります。
術後10~20日で回復期となり、適切な負荷をかけていく段階になります。この時期から水中で浮力を用いて歩く練習などを行って行きます。
今回アイシングの意味や何を目的に行っているのかを明確にすることが出来たので、術後からリハビリまでを見ることができる経過や術後の注意点などを考えながら行って行きたいと思います。