椎間板ヘルニア実習
2022年11月27日
こんばんは、獣医師の井上です。
先日、椎間板ヘルニアの手術実習に参加して来ました。
ダックスやコーギーに多い椎間板ヘルニアに対して、手術時のアプローチ方法と流れを椎間板の骨模型や実際手術で使用する道具をメーカーさんにお借りし実践しました。
骨を割ったり、ドリルを使って骨を掘削していくのですが、力加減やアプローチ方法はとても難しいのですが、ミズノにきて頂いている小林先生をはじめ豪華な講師人のもと丁寧にご教授いただきとても勉強かつ、コツを掴むことができました。
ヘルニアは椎間板物質が出て来てしまった場所や方向によっても手術方法が変わります。それにより、アプローチの仕方も変わってくるのですが、今回は片側椎弓切除術(ヘミラミネクトリー)という、関節突起や副突起という骨を砕いて穴を開けアプローチする方法と、副突起のみを開けて小さい穴からアプローチするミニヘミという手術を教わりました。椎間板ヘルニアの中では治療成績の良い手術になっています。
ヘルニアは急にキャンと鳴いたり、後ろ足がフラフラしたり、腰を触ると痛がったり、尿が出なくなったり、便をするのに時間がかかったりすることがあります。このような症状が出た時は早めに診察に来ていただき、診断次第では早めのMRIと手術が必要になることがあるため、違和感を感じたら来院していただけたらと思います。
とても難しい手術ですが、マスターし、急に痛がってしまったり、歩けなくなってしまったワンちゃんを助ける手助けになればなと考えていますので、お気軽にご相談下さい。