セミナー参加報告

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眼科セミナー

2022年08月19日

こんにちは!獣医師の市川です!

本日は昨年より受講していた眼科セミナーの最終回でした!

テーマは「網膜疾患」でした。

そもそも網膜とは眼に入ってきた光を刺激として、像として結びつける組織で、物を見る上で必要不可欠な構造物になります。

特に犬では進行性網膜萎縮という網膜に行き届く血管が消失することで物が見えなくなって行くと言う病気が多いため、この疾患を元に具体的な好発犬種、診断治療法、併発疾患として白内障が多いため、改めて白内障に関しても勉強しました。

飼い主様が進行性網膜萎縮に関連して感じやすい初期症状としては、夜盲といって暗いところでものによくぶつかる、見えなくなると言う症状です。その他、視覚がなくなって行く病気のため、見えないことによる散歩拒否行動や、やたらニオイを嗅ぎながら動くといった行動の変化も感じやすいと言われています。

特にトイプードル(黒やグレーの毛色の子はより注意)、ミニチュアダッススフンドでは報告が多く、多くが2歳(早発型)及び6歳(遅発型)初発の症出ることが多いです。

網膜は眼の奥の組織のため見た目では全くもって異常がないというところも発見が遅れてしまう原因の一つと言われています。

もし視覚に関して違和感を感じることがあれば早めにご相談いただければと思います。