しつけセミナー
2024年10月26日
こんにちは!看護師の難波です!
先日、院内のしつけセミナーに参加しました。
今回は少しでも動物の病院でのストレスを減らすためにできることというテーマの続きの内容でした。
ご褒美のあげ方・使い方、種類、状況に応じたご褒美などを、先生の病院で行っている場面を動画で参考にしながら学ぶとともに、
当院での診察や治療、トリミングでの実践をシェアし、評価していただきました。
ワクチンなど食べても問題ない診察ではおやつを取り入れて、おやつに夢中になっている間に注射する。またおやつよりも痛みや不安、緊張が勝ってしまうこには、無理におやつを食べさせるのではなく、終わってからの回復の時間を大切にするといいです。
診察(病院)が痛いこと・嫌なことで終わらないよう、終わってからご褒美(おやつ・おもちゃなど)をあげるのも1つの方法です。
また音を使うというのも有効な方法の1つと学びました。
例えば肛門腺や体温測定を行う時、どうしても動物はお尻の方に意識がいってしまいます。
そこでおやつの袋のしゃかしゃか音などを頭の方で鳴らすとそっちに意識がいきます。
少しでもストレスを減らす方法には犬種や状況、動物のサインなど様々な要因を考慮する必要があり、正解がある訳ではありません。
様子を見ながら頑張ってくれている動物のストレスを減らせるように観察・工夫をしていきたいと思います!