セミナー参加報告

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しつけセミナー

2024年03月23日

こんにちは!看護師の田村です。
先日、家庭犬しつけインストラクターの岡田先生によるしつけセミナーに参加させていただきました。今回のテーマは「子犬のトイレトレーニング」です。
トイレトレーニングを行うにあたり3つのポイントを紹介いただきました。
1,失敗を予防する
失敗を予防するためにこの中にいれば成功するトイレ環境をつくります。囲い(サークル)があった方がよいケースが多いのでサークルを使った環境作成をします。留守番の短いお家向けにはトイレとベットが入る狭めのサークル、留守番の長いお家向けには広めのサークルなど飼い主さんの在宅時間に合わせて環境作りをします。
また失敗しやすい素材の物はできるだけ撤去します(マットやフリースなどのふかふか素材)。
そしてトイレ日記をつけることで排泄のタイミングや、排泄前の行動やサインに気付けるようになり失敗の予防ができます。
2,成功に導く
トイレに戻るのを期待するのではなく、トイレに連れていきます。タイミングを見てこまめにトイレに連れていくことが何よりも大切です。トイレ日記を活用することで、その時間は必ずトイレに誘導したり、子犬がよく排泄すると言われるタイミングである食事後、散歩後、寝起き、遊んだ後、などにもトイレに誘導する習慣をつけるようにします。また、トイレ日記をつけることによって、排泄前のサイン(落ち着かなくなる、急に匂いを嗅ぎ始める、おしりが膨らむなど)に気付けるようになり、更にトイレに誘導しやすくなります。
3,成功を褒める
トイレに成功したら犬が褒められた!嬉しい!と感じることを与えます。食べ物でのご褒美はタイミングともらえた場所が重要です。2秒以内にご褒美を与え、トイレの上で与えます。なのでご褒美はトイレのすぐ近くに置くようにしましょう。その他、褒め言葉でたくさん褒める、お部屋に出してもらえる、オモチャで遊んでもらえると言ったように、ここで排泄をすると良いことがたくさんある!!と感じてもらいトイレでの嬉しい経験を積み重ねていきます。
上記の内容で提案させていただきながら、トイレトレーニングは各ご家庭によって様々な対応方法となります。その子に合った方法をご相談させていただければと思うので、お困りの方はお気軽にスタッフにお声掛けください。